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映画が一番!

人生フルーツ 

2017年10月11日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドキュメンタリー

映画ファンの皆さん、おはようございます!

国際親善試合で日本はハイチと引き分け。
ハリルホジッチ監督が怒るのは無理はない。
若手の起用しての戦いは、
見ていて”やはり、なぁ〜”でした。

今日の映画紹介は上映中の「人生フルーツ」。
東海テレビで2016年3月に放送されて、
第42回放送文化基金賞番組部門最優秀賞受賞した
ドキュメンタリー番組を劇場版として再編集された映画。

TVで見られた人は多いでしょう。
でも、映画館で観ると、
より見応えのあるドキュメンタリーになっていました。

津端修一さん90歳、英子さん87歳。
風と雑木林と建築家夫婦の物語。

キャッチコピーは
”人生は、だんだん美しくなる”。

愛知県春日井市の高蔵寺ニュータウンの一隅。
雑木林に囲まれた一軒の平屋。

その家はニュータウンの基本設計をした建築家の
津端さんが、師であるアントニオ・レーモンドの
自邸に倣って300坪の土地の一角に建てた
30畳一間、平屋建ての杉の丸太小屋。

家の周りには、自然との共生を求めて、
丹精に育てられた四季折々の70種類の野菜と
50種の果実が育てられ、その自然の恵みは
妻・英子さんの手で食卓を彩る。

”むかし、ある建築家が言いました。
家は、暮らしの宝石箱でなくてはいけない”との
ル・コルビュジェの言葉を実践して、
二人はお互いに助け合って、穏やかに自給自足に
近い生活を送っています。

勿論、肉や魚などは年金支給日に
名古屋の栄まで出かけて、食料品を買いに行く
シーンなどは微笑ましいです。

ドキュメンタリーですから、夫婦の出会いから、
今に至るまでをエピソードを丁寧に
積み上げて描いているのもいいですね。

ストーリーの構成も良かったです。

修一さんが草取りの後、昼寝して二度と
目覚めなかったシーンで映画は終わりかと思ったが、

この後に、彼のコンセプトを生かした設計で
佐賀県伊万里市の精神科クリニック建築の仕事を
手掛けていて、完成を目にすることはなかったが、
彼の意志が引き継がれていき、
生かされていくことに感動しました。

ナレーターの樹木希林が
何度も繰り返して言ってるフレーズは、

”風が吹けば、枯れ葉が落ちる。
枯れ葉が落ちれば、土が肥える。
土が肥えれば、果実が実る。
こつこつ、ゆっくり。人生、フルーツ”。

二人はこの言葉通り、人生のフルーツを実らせていたのです。

TVでこのドラマを見逃していた人は、
ぜひ映画館まで足を運んでください。
監督は伏原健之 。

P.S
今日のTV放映される映画は、
BSプレミアムで13:00から「大いなる決闘」。
BSジャパンで17:50から「キング・ソロモンの秘密」。
引き続き20:00から「今そこにある危機」。
好きな映画を追楽しめ下さい。



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いい映画でした。

yinanさん

みちくささん、今晩は〜!

本作はこの様な人生を送りたいと思わせる、
最高の夫婦でした。

御主人は90歳まで、仕事や余暇を楽しみ、
奥様と自然を相手に仲睦まじしく暮らし、
最後は眠って大往生。

私も有終の美を飾ってと思っていますが、
人生はいろいろなので、
そう、問屋が卸さないでしょうね。

2017/10/12 19:40:05

人生あるがまま

みちくささん

人生フルーツの夫婦の様な、人生で逝きたい。

2017/10/11 09:31:48

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