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羅生門 

2017年09月21日 ナビトモブログ記事
テーマ:サスペンス・ミステリー・ホラー

映画ファンの皆さん、おはようございます!

東芝は半導体子会社の「東芝メモリ」を
米ファンドの「日米韓連合」に売却決定とのニュース。
協業するWDと手を組むかと思ったが、
WDがこの際とばかり、欲を出し過ぎたようです。
まだまだ紆余曲折があるでしょうが、何とか再建して欲しい。

今日の映画紹介は「羅生門 デジタル完全版」。
BSプレミアム2017年9月21日(木)13:00〜放送。

ご存知、芥川龍之介の短編小説 『藪の中』と
『羅生門』を原作に、橋本忍と黒澤が脚色し、
黒澤が監督した映画。

今一度、モノクロ映像の美しさと、
サスペンスタッチのストーリーに、人間のエゴイズムで
味付けをした展開をお楽しみ下さい。

キャッチコピーは
”ムンムン草きれの藪の中、ギラギラ光る獣慾の眼!
羅生門に雨宿りした杣売りは世にも恐ろしい地獄を見た!”

平安時代、打ち続く戦乱と疫病の流行、
天災で人心も乱れて荒れ果てた京の都。

かつては美しい京都の羅生門も荒れ果て崩壊寸前。
そこで、雨宿りする杣売り(志村喬)
と旅法師(千秋実)のところへ、
下人(上田吉二郎)がやって来る。

時間つぶしに下人は、杣売り(たきぎ売り)と旅法師が
関わった事件を聞き出す。

その事件とは、
侍夫婦の金沢武弘(森雅之)と真砂(京マチ子)が
通りかかったのに目をつけた盗賊の多襄丸(三船敏郎)は、
真砂に目を付け、武弘をだまして縛り、妻・真砂を
目の前で強姦する。

杣売りの話は、山の中で武弘の死体を発見。
杣売りは検非違使に届け出て、
遺体のそばに市女笠、踏みにじられた侍烏帽子、
切られた縄、そして赤地織の守袋が落ちており、
そこにあるはずの金沢の太刀、
女性用の短刀は見当たらなかったと話すのだった。

さて、真相は藪の中。
誰が犯人で、誰が嘘をついているのか?

日本映画として初めてヴェネツィア国際映画祭金獅子賞と
アカデミー賞名誉賞を受賞し、
黒澤明や日本映画が世界で認知・評価される。

ところが、試写会で、永田社長は
”こんな映画、わけが分からん”と
途中で席を立ってしまったとか、
外国で評価されて本作の知名度が上がったと言うのでは、
日本人には本物を見分ける目がなかったのか?。

もっとも、私も自分で考えるより、第三者の意見を
優先する傾向があるので、人のことは言えませんが。

製作年、公開 は1950年(昭和25年)。
音楽(早坂文雄)がボレロ調?の音楽で
映像とマッチしているのは不思議です。



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