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老化について 

2017年08月31日 ナビトモブログ記事
テーマ:自然淘汰

ヒトデは、なくした足を、トカゲは切れた尻尾を、
ナマコはすべての内臓を再生できます。
サメは何度でも歯は生え変わることができます。
人の歯は一度だけです。

人は、なぜ、このようなことができないのでしょうか。
それができれば、失った歯、目、指、足などの損傷、損失した人たちが助かるのに。

おそらく、
それは人の寿命が他の動物に比して圧倒的に長いため、どの部分に限られた生命エネルギーを使用すれば効率的か、という「最適化」の結果のようです。

人体の
小腸の内面の細胞は、数日に一度は生まれ変わり、
赤血球は4ヶ月に一度入れ替わります。
人体の細胞は絶え間なく置き換えられていきます。

1ヶ月前の私と今日の私では、肉体的には全く別人です。なぜならほぼすべての細胞が入れ替わっているからです。
(私は誰でしょう?肉体的には1ヶ月前と異なった
人間です。)

歯が磨り減ったり抜けたり、筋肉が衰えたり、骨折しやすくなったり、視覚、聴覚など5感が衰えたり、免疫システム、記憶力などの低下があったりして老化を感じてきます。

しかし、このように準備を整えたのが「進化」であり、それに従って人体の全システムが衰えていくように「仕組まれて」います。

「自然淘汰」とうやつです。

なんて、今読んでいる本の受け売りでした。

それにしても、人体の全システムが衰えていくように仕組まれた、というのは、面白い表現ですね。


こうやって自然と老いを感じさせて緩やかに「死」を考えさせて、その心の準備をさせているのかもしれませんね。

私の場合は、まだまだ葛藤が続くと思いますが。

10年、20年前の60歳と今の60歳では、肉体的にも精神的にも今の60歳の方が断然若いでしょうから。

それがいいのか悪いのかは別として。



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