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マリーゴールド・ホテルで会いましょう　

2017年07月31日
テーマ：ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます！

堀江氏が出資する北海道の宇宙ベンチャー
「インターステラテクノロジズ」は
観測ロケット「MOMO初号機」を打ち上げたが失敗。
日本初となる民間単独によるロケットの宇宙到達は、
次回に期待しましょう。

今日の映画紹介は
「マリーゴールド・ホテルで会いましょう/
The Best Exotic Marigold Hotel」。
BSプレミアム2017年7月31日（月）21:00〜放送。

原作はデボラ・モガーの小説『These Foolish Things』。
2011年2月に観た時の感想文です。

昨年、「マリーゴールド・ホテル　幸せへの第二章
/The Second Best Exotic Marigold Hotel」を
紹介しましたが、本作は第一作目です。

キャッチコピーは、
”インドの風がささやいた。やりたいように、やればいい”。

”マリーゴールド・ホテルで、穏やかで心地良い日々を”と、
言う、宣伝に魅力を感じ、物価が安い
インドのジャイプールにイギリスから、
移住を決意したシニア世代の男女7人。

その7人とは、
亡くなった夫の借金を返すため家を売った
イヴリン（ジュディ・デンチ）。

子供のころの親友に会って謝罪したい
グレアム（トム・ウィルキンソン）。

長年の夫婦生活の末に酷い倦怠期を迎えている
ダグラス（ビル・ナイ）と
ジーン（ペネロープ・ウィルトン）。

人工股関節置換手術をイギリスでは半年後と言われ、
すぐに手術を受けるためにインドに来た
人種差別主義者ミュリエル（マギー・スミス）。

生涯現役を自任しパートナー探しに
「最後のロマンス」を求めてインドにやって来た、
ノーマン（ロナルド・ピックアップ）。

息子夫婦と上手くいかず家を飛び出してきた
結婚・離婚を繰り返している恋多き女性の
マッジ（セリア・イムリー）。

ようやく辿り着いたのは倒壊寸前のボロホテルに
”広告と全然違う。こんなの、詐欺だわ！”と、
騒ぎ立てる彼らは支配人の若いインド人の
ソニー（デーヴ・パテール）に強引に説得され
仕方なくチェックインすることに。

本作はシニア必見の映画。
誇大広告に騙されて、インドに来たのはいいけれど、
大勢の人々行きかう騒々しい街に、口に合わない食べ物と、
とても想像していたような優雅な老後を
過ごせそうにもないが、今更、
本国へ帰るわけにもいかず、何とか、現地で頑張る
「7人の侍」ならぬ「7人のお年寄り」。

劇中には元気がでる言葉がたくさん出てきます。
その中から、ボロホテルの再建を目指す、
若き支配人・ソニーの言葉は、

”Everytyhing wiil be all right in the end.
And if it is not all right,
then it is not yet the end.
(何もかも最後にはうまくいきます。
もし、うまくいってなければ、
それはまだ終わってないんですよ）

そうです。我々、シニアはまだ終わっていないのです。
恋はできる、仕事もできる、友達も出来る。
年老いても可能性は生きている限りあるのです。

今、現在いろいろな事がうまくいっていなくても
そのうち、うまくいきますよ。
(と、これは、自分自身に送るエールでした。）

”もう、歳だから”と言わずに、この映画からパワーを
もらって、最後の最後まで人生を楽しみましょう。

監督はジョン・マッデン。

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