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平成の虚無僧一路の日記

こんな時だからこそ 

2011年03月29日 外部ブログ記事
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3/28(月) 愛知高等学校・グリークラブの「第7回
定期演奏会」が、愛知県芸術劇場コンサートホールで
あった。

受付に入る前から、雰囲気が違った。来客を出迎える
姿勢から「これは、何か違う」と 思わせるものがあった。

そして、幕の無い舞台。学生が登場し、舞台上に整列
する姿も 凛々しく 美しい。壇上では、身動きひとつ
しない。そして指揮の先生が登場。学生のキリッとした
不動の姿勢とは 対象的に、パントマイムのような
動きで どこかユーモアがあり、会場を和ませる。

そして、指揮に合わせての 第一声で、唖然。発声も
ハーモニーも実に美しい。

あらためてプログラムを読んで知った。愛知高校の
グリークラブは、創部されてまだ8年。しかし、
3年目には 愛知県、中部大会「 金賞 」を 経て、
全国大会で「 銀賞 」。以来、毎年、NHK主催の
コンクールはじめ、数々のコンクールで、愛知県や
中部地区の代表に選ばれるほどのハイ・レベル。

ドイツ語、イタリア語、みな暗譜。日本語の曲では
笑いも 涙もあり。難しい「現代音楽」の曲も サラリと
歌いあげることに 目を見張る。

最後に、指揮をされた音楽の先生も、感極まって、
涙をこぼしながら 挨拶された。

「3月20日に全国大会が福島で行われる予定でしたが、
それが震災で中止と決まった時、子供たちは 誰一人
『せっかくここまでやってきたのに 悔しい』とか、
『残念』といった言葉を口にしませんでした。
『こんな時だからこそ、自分たちに何ができるか』と
相談して、プログラムも一部変え、今日に臨みました。
そして一曲一曲祈りを込めて歌いました」と。
もう、聴く人も 感動 感動で 涙 涙。

コーラスで、こんなにも 聴衆を泣かせもし、笑わす
こともできるコンサートを、私は 未だ 見たことがない。

考えてみれば、4月に入部してきたド素人の一年生が、
1年でプロ級の発声を身につける。そして3年で
巣立っていくのだ。3年間の青春に賭ける彼らの情熱と、
それを率いる「 熱血先生 」の ヒューマン・ドラマは、
今まで 何回か テレビでも 放映されたそうな。

「涙、涙の 感動を ありがとう!」とアンケートに
書かせていただいた。

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