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麦秋 

2017年04月20日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

昨日紹介した「青い山脈」は前篇の”新子の巻”で、
「続青い山脈」が後半の映画でした。
勘違いで紹介が全編を通したものになってしまいました。
どうもm(__)m!です。

今日の映画紹介は「麦秋」。
BSプレミアムで2017年4月20日(木)13:00〜放送。

小津の監督作品で、原節子が「紀子」という名の役を
3作品にわたって演じた、いわゆる「紀子三部作」の
2本目にあたる作品である。

北鎌倉に、3世代7人の大家族で暮らす間宮家。

植物学者の周吉(菅井一郎)とその妻・志げ(東山千栄子)、
長男で都内の病院に勤める医師の康一(笠智衆)、
康一の妻・史子(三宅邦子)と幼い息子たち2人。

それに長女の紀子(原節子)は
丸ノ内の貿易会社の専務・佐竹宗太郎(佐野周二)の
秘書として勤めていた。

まだ28歳で独身の紀子は、親友のアヤ(淡島千景)から
同級生が結婚することになったという話を聞き、
紀子の上司・佐竹からも“売れ残り”だと冷やかされる。

そんな中、周吉の兄・茂吉(高堂國典)が
大和から上京して来る。
茂吉は嫁に行かない紀子を心配する一方、
周吉にも引退して大和へ来いと勧めて帰っていく。

同じ頃、佐竹も紀子に自分の先輩の真鍋との
縁談をすすめる。紀子もまんざらでもない様子。

間宮家では、紀子の縁談の相手が数えで42歳で
あることがわかり、志げや史子は不満を口にするが、
康一は”紀子の年齢では贅沢は言えない”とたしなめる。

一方、康一の同僚の医師・矢部(二本柳寛)にも
この話が伝えられる。矢部は戦争で死んだ
間宮家の次男・省二の友人で、妻が幼い娘を
残して亡くなっており、母親・たみ(杉村春子)が
再婚話を探していたのだった。

やがて、矢部が秋田の病院へ転任することになった。
矢部家に挨拶に訪れた紀子に、たみは、
”あなたのような人を息子の嫁に欲しかった”と言われる。
それを聞いた紀子は”あたしでよかったら…”と言い、
矢部の妻になることを承諾するのだった。

皆が驚き、佐竹からの縁談のほうがいい話ではないかと
紀子を問いつめるが、紀子は、
”40にもなって初婚もまだの人よりも子供のある人の方が
信頼できる”との考えだった。

皆も最後には了解する。紀子の結婚を機に、
周吉夫婦も茂吉の勧めに従って大和に隠居することにする。

間宮家はバラバラになる。
初夏、大和の家で周吉と志げが豊かに実った麦畑を
眺めながら、これまでの人生に想いを巡らせていた。

そう、タイトルの「麦秋」は、
このラストシーンから来ていますね。
麦の収穫期で季節的には初夏に当たる時期のようです。

「晩春」、「東京物語」と並び、“紀子三部作”の一本。
小津安二郎監督による1951年(昭和26年)制作。



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原節子さん

yinanさん

みのりさん、今晩は〜!

原節子さんは総天然色の映画より、
白黒の映画が似合う人ですね。

今風の美人ではないけど、
上品で、素敵だなぁ〜と思います。

紀子が帰宅し台所で一人お茶漬けを食べる
シーンなどは、絵になります。

2017/04/21 17:32:23

麦秋

みのりさん

yinanさん

 原節子の”麦秋”
白黒の映画なんですか?
この時代に美しい女優ですね

2017/04/20 08:55:15

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