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平成の虚無僧一路の日記

尺八は吹くものに非ず 

2017年03月21日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



弟子に「尺八は吹いてはいかん」と教えている。強く吹こうとすればするほど、音は響かない。「吹くものに非ず」ならば「吸うもの?」上達すれば、音が口の中、喉の奥まで吸い込まれ、体全体で響いてくることを体得するようになる。息は歌口に当てるだけ。そこで発せられた音が口の中に跳ねかえってくる感じ。こうして体全体で響く音は、何が別の“気”が発せられているようだ。昨日も、ほとんど耳の聞こえないお年寄りばかり。でも、心の耳で聞いてくれているようだった。顔がほころぶ。目に涙がにじむのがわかる。必ずしも、尺八を聞きたいと願っている人たちばかりではない。あからさまに背を向けている人もいる。そういう人にも、背中で感じてもらえるには、音とは別の“気”が必要だ。相手の心の中にはいっていって、その人の“気”を吸って音に換える。尺八は“気”を吸って音に換えるのだ。

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