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平成の虚無僧一路の日記

尺八漫談 コロ一丁! 

2017年01月27日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



古いかたはみなさんご存知。尺八というと必ず聞かれます。
「首振り三年でしょ? 三年たたないと音がでないんでしょ。
尺八はむずかしいんですよね」と。
そこで「いいえ」と否定してはいけません。
「そうなんです。よくご存知で。尺八はみなさん難しいと
思っている。だから曲なんか吹けなくても、音が出るだけで
みなさん驚いてくれるんです。三年もたったら、もうプロですよ。
昔の虚無僧は、寺に入って、三日も尺八を習えば、先輩について
虚無僧に出て、銭もらっていたんですからね。こんなたやすい芸は
ないです。
ところで「首振り三年の先ご存知ですか? 首振り三年、コロ八年」て
いうんです。「尺八は文学的表現では ホロホロと鳴くなんて
云われましてね。コロコロ、ホロホロ、ボロボロなんて音が出せるんです。
先日、若い人が ゲ箱に200円いれてくれましてね。『コロお願します』って
いうんですよ。『え? 尺八吹かれるんですか』と聞きましたら、『習って
たんですけど、コロができなくて三年でやめました』って。
それで『では、コロ一丁参ります』と、秘曲の鶴の巣籠りという曲を
吹きました。
鶴の鳴き声を模した秘伝の曲も 8年経てば吹けるようになる。
さて、さらに奥があります。
首振り三年、コロ八年、そしてロの音十年。これで立派な尺八家。
ピアノやバイオリンは 10年やったって プロになれませんよね。
その点、尺八はカンタンなんです。

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