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平成の虚無僧一路の日記

お客様は 神様 です 

2017年01月23日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



フランス人はジョークがお好きのようで、中日新聞のパリ駐在員からの
特派員便りにこんなのが載っていました。フランス人が考えたジョークです。
?
お釈迦さまとキリストさまが一緒に日本に行かれた。二人でレストランに
入った時のこと。お釈迦さまがメニューを見ていると、店員がやってきて、
「さかさまです」と云った。お釈迦さまは小声で「どうして私が “釈 迦”と
わかったのだろう」とキリスト様に云われた。
そして、店員の懇切丁寧なおもてなしに、キリスト様はいたく感激して、
こう言われた。「どうして見ず知らずの私たちに そんなに親切にして
くれるのか?」と。すると店員は「お客様は神様ですから」と笑顔で
答えた。店を出でキリストさまはこう言われた。「どうして私が神様と
わかったんだろう」
?
これはフランス人が考えたジョークです。このフランス人は日本のことを
十分知り尽くしているようです。日本人が仏も神もこだわりなく受け入れて
いることを。結婚式は神前で、クリスマス、バレンタインデー、ハロウィン
いった行事。そして葬式にはお坊さんを呼ぶ。実に受け入れの良い国民性
であることを。
さて「お客様は神様です」と云ったのは?  三波春夫でございます。
?三波春夫はこのように語っていました。『歌を歌う時、浪曲を演ずる時、私は、
神様の前で祈るときのように、雑念を払って澄み切った心にならなければ、
完璧な藝をお見せすることはできないと思っております。ですから、お客様を
神様とみて唄うのです。芸人にとってお客様を歓ばせるということは
絶対条件です。だからお客様は絶対者、神様なのです」と。
お客様に満足していただくことが、芸人に課せられた絶対的な使命。
満足していだたけなければ、お金はいただけない。だから命を掛けて
真剣白刃の舞台に臨むのだという。すばらしいです。
?
ところが「お客様は神様です」という言葉が、一人歩きして、
「お店で品物を買ってくださるお客様、レストランで料理を注文
されるお客様はすべて神様。女房も山の神、おカミサンですから
わがまま勝手な要求も仕方ない」なんて勝手な解釈まで はびこった
ことに、三波春夫としては戸惑いを隠せなかったようです。
そうですよ。神様や仏さまだったら、理不尽な要求などしない
でしょう。良識あるお客様でなければならないはずです。

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