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映画が一番!

メルー 

2017年01月12日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドキュメンタリー

映画ファンの皆さん、おはようございます!

オバマ大統領の退任演説とトランプ氏の初記者会見が
行われたが後、1週間余りでトランプ大統領が誕生する。

トランプ氏は大統領選中から、主要メディアを嫌い
自身に批判的な記事についてはツイッターなどで文句を
言い続けていて、記者会見を行わなかった。

彼の言動を見ていると、外見は強面で他人を攻撃するのが
得意だが、実際は精神的に脆く、ただ権力を
振り回しているマフィアのボスにしか見えない。

世界一のアメリカがこれで、こけなければいいが。

今日の映画紹介は上映中の「メルー/MERU」。
キャッチコピーは、
”理由がないから、夢がある”。

タイトルの”メルー”とはインド北部の
ヒマラヤ山脈メルー中央峰のこと。

ここにそびえる岩壁は
“シャークスフィン(サメの背ビレ)”。

この直登ダイレクトルートに挑んで敗れた3人の
一流クライマーたちが、過去や葛藤を乗り越え、
再び過酷な大自然に立ち向かっていく姿を描いた、
壮大なスケールの山岳ヒューマン・ドキュメンタリー。

山好きな人には必見の映画ですね。
登山家「ジョージ・マロリー」の
"Because it is there.(そこにそれがあるから)”の
言葉は皆さん、ご存知でしょう。

大自然の脅威に果敢に立ち向かう3人の
クライマーたちの心情は、
これにつながるような気がします。
何故、敢えて困難に挑戦するのか、

彼等が挑むのは、標高6250m。
エベレスト(8848m)より、低いが
雪と氷に覆われた標高差1500mの壁がそびえ立ち、
なおかつ、460mの巨大な岸壁の直登ルートを
登った者はまだ、いなかった。

一度、挑戦して失敗したコンラッド・アンカー、
ジミー・チン、レナン・オズタークの3人。
二度とメルーには挑まないと誓い、普段の生活へ戻っていく。

ところが故郷へ帰ったとたん、
肉体的にも精神的にも苦しい数々の苦難に見舞われる。
一方、心の中のメルーの呼び声が止むこともなかった。

そして2011年9月。

コンラッドは
”メルーには登山の全てがある、
どうしてもこの山の頂上に立ちたいんだ”と、
2人の親友を説得する。

ジミーは
”信頼できる仲間と、
それがこの山を登る時の条件だ”。

レナンは
”実際にこの目で見て、メルーの難しさが分かった。
エベレストとは別次元の難しさだ”と、
シャークスフィンへの再挑戦を決意する。

90キロの登攀具や食料の入った荷物を背負いながら、
雪と氷と岩に覆われた1,200メートルの山肌を
登攀することが、まず第一歩。

真のシャークスフィンはクラックや足場が
ほとんど存在しない、垂直にそびえる花コウ岩。
450メートルに及ぶ文字通りの“壁”だった。

氷点下30℃に下がった断崖で、嵐の中、
ポーターレッジ(吊り下げテント)で凌ぐが
燃料、食べ物が無くなって来る。
それは前回以上に過酷なチャレンジとなった……。

友情、犠牲、希望、そして人間の奥底に眠る、
原始的な冒険心について描いた、
壮大なスケールの映像美で綴られる
山岳ヒューマン・ドキュメンタリー。

撮影はプロのカメラマンでもあるジミー・チンと
レナン・オズターク自らが担当し、撮影しただけに、
息を呑むような雄大な景色に疲労困憊しての
クライミングの様子は迫力満点。
座して観ているのが申し訳なく思えました。

本作が単なる山の映画ではなく、
三人の生活、家族、友情などのバックグラウンドを
インタビュー形式で上手く構成してあるので、
一段と深みのある映画になっていました。

監督はジミー・チンと
妻でもあるドキュメンタリー作家の
エリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィ。

”どうして、命をかけて山を登るの?”と、
疑問を持っている人もぜひ、ご覧ください。



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指導者に求められる資質は知性…

yinanさん

みのりさん、おはようございます!

世界で一番の国のトップに立つ人は
やはり、その国に相応しい人物ななって欲しいです。

国民が選んだ人なので、
第三者がとやかく言うことはないのですが、
世界中に影響を及ぼす人なので
気になります。

2017/01/13 08:26:50

オバマ大統領

みのりさん

yinanさん

 おはようございます。
オバマ大統領は誠実で日本人には
人気がありましたね
やはり広島訪問には感激しました。
 トランプ氏はあまり好きにはなれません

2017/01/12 08:46:35

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