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ゴッドファーザー 

2016年12月31日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、今晩は〜!

後、2時間余りで新しい年。
明くる年も映画ファンの皆さん、よろしくお願いします。

今日、四本目の映画紹介は
「ゴッドファーザー/ The Godfather」。
BSプレミアムで2017年1月1日(日)00:00〜放送。

日が変わって、今日から新しい年の2017年。
皆さん、明けましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いします。

光と陰の映像と美しい音楽に彩られた
F・F・コッポラ監督の代表作。
原作・脚本はマリオ・プーゾ。

時代は第二次世界大戦が終わった1945年。
イタリア系アメリカ人のコルレオーネ家は
ニューヨーク市郊外の高級住宅街にある。

この屋敷の主人はマフィアのドン(首領)の
ヴィトー・コルレオーネ(マーロン・ブランド)。

映画はこの、娘コニー(タリア・シャイア)の
結婚祝賀宴から始まる。
(コッポラは黒澤明監督の『悪い奴ほどよく眠る』の
結婚披露宴から始まるシーンを参考にしたらしい。)
このシーンで流れる曲はニーノ・ロータの「ワルツ」。
主題曲の「愛のテーマ」同様、いい曲ですね。

宴もたけなわの頃、薄暗い書斎で男達の嘆願を聞き、
その解決策を次々と指示するヴィトー。

このドンを演じるマーロン・ブランドは当時47歳。
低迷気味だった彼はこの役を得るために、
自らメイクアップ師を雇い、68歳のヴィトーに
化けてスクリーンテストを受けたそうだ。

宴の中、海兵隊大尉の制服に身を包んだ三男の
マイケル(アル・パチーノ)が、
恋人のケイ(ダイアン・キートン)を
伴い久しぶりに帰宅してくる。

初めてマイケルの家を訪れたケイは彼の兄弟たち、
大柄で快濶な長兄ソニー(ジェームズ・カーン)、
大人しい次兄のフレド(ジョン・カザール)、
それに血は繋がらないが兄弟同然に育った弁護士の
トム(ロバート・デュヴァル)を紹介される。

そんな中、ヴィトーがある日、
対立するタッタリア・ファミリーに襲われ、
両ファミリー間の抗争が激化する。

コッポラは映画を125分の作品として編集したが、
映画会社がもっと長くしろと要求したので結局177分の
長編映画となっているので気合を入れて見て下さい。

コッポラ監督は当時、破産寸前で約4500万円の
安い契約で監督を引き受け、
「人生のすべてがかかっていた」と後に語っていたそうだ。
もっとも、パラマウントも200万ドルという低予算だったため
当時、無名に近かった31歳のイタリア系アメリカ人の
コッポラを起用したそうだが、両方の思惑が一致したため
本作のような素晴らしい映画が出来たとは、必然の偶然?

マーロン・ブランドは本作でアカデミー主演男優賞を
獲得したが受賞は拒否。

AM3:00から放映される「ゴッドファーザーPARTU」で、
カデミー賞の作品賞・監督賞・助演男優賞・脚色
・作曲賞・美術賞を受賞していて、
アカデミー作品賞を受賞した映画の続編が
再び作品賞を受賞したのは後にも先にも、
本作のシリーズだけ。


1972年(昭和47年)制作。



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本年もよろしくお願いいたします!

yinanさん

村雨さん、

マイケル役のアル・パチーノのは、
苦悩し屈折しながらも
成長する人間像を鮮やかに演じて
アカデミー賞助演男優賞にノミネートされました。

原作を読まれました、
私も読もうかと思いましたが、
本が厚かったのでパスしました?

秋桜さん、

本作の製作が発表された時に、
本物のマフィアが口を出してきたので、
プロデューサーはニューヨークの五大ファミリーの
ジョゼフ・コロンボと表現の方法で交渉したとか、
いわくつきの映画です。

そんなことを思いながら観ると、
より面白いですね。

2017/01/01 12:51:05

ゴッドファーザー

秋桜さん

観たいです。
何遍みても観たくなります。
楽しみです。

2016/12/31 22:20:43

これも

さん

何度観ましたことか。
あのときのマーロン・ブランドが47歳だなんて!
アル・パチーノも美しくて残酷で。
映画の前に本で読みましたが、それも面白かったです。

2016/12/31 22:18:36

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