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映画が一番!

アラビアのロレンス 

2016年11月28日 ナビトモブログ記事
テーマ:アクション・アドベンチャー

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は
「アラビアのロレンス/LAWRENCE OF ARABIA」。
BSプレミアムで2016年11月28日(月)13:00〜放送。
4Kでデジタル修復したレストア版で放送ですから
4KのTVをお持ちの方はぜひ観て下さい。

以前、紹介しているので再掲です。
大作です、第35回アカデミー賞7部門受賞作品。

70ミリの大画面に映し出される砂漠の
美しさには圧倒されます。
イギリスの名匠デヴィッド・リーン監督が
「戦場にかける橋」に続いて、
砂漠を舞台に描く勇壮な男達の物語。

キャッチコピーは、
”自分を信じろ!”。

第一次世界大戦中の1916年(大正5年)。
カイロに勤務する英国陸軍の
ロレンス少尉(ピーター・オトゥール)は、
トルコへに反旗を翻すアラブ民族の
現状を探るため派遣される。

砂漠で出会ったアリ(オマー・シャリフ)は、
ロレンス少尉を反乱を起こした、
ファイサル王子(アレック・ギネス)に会わせる。
彼に共鳴したロレンスはベドウィンの服をまとい、
"アラブは自由を望んでいる、
必ず手に入れる。私が与えてみせる”と
ハウィタット族長の、アウダ・アブ・タイ
(アンソニー・クイン)等と共にゲリラ戦を展開。

アリとロレンスはデラアの街に侵入して逮捕され、
トルコ軍の将校は”とても白い肌”だとロレンスに
興味を示す。結果、拷問(性的暴行)を受けて、
精神を病み、人格が変わる。
狂気と正気の狭間を漂いながら、
アラブ人を率いてトルコが支配するダマスカスを奪取し、
アラブ人による国民会議を設立するが…。

上映時間は3.7時間。
長いですね、でも集中して見れます。見所は、
・ロレンスがマッチの火を吹き消した後に
 砂漠に大きな太陽が昇る。
・地平線の彼方に敵の要塞を陥落したロレンスが、
 ラクダに乗って夕日が照らす海岸を悠々と歩く。
・延々と続く広大な白い砂漠と地平線を背景に
 ラクダが駆け抜ける場面などなど砂漠を舞台に
しているだけに砂漠の色々な様相が美しいですね。

撮影は50度を超す、ヨルダンの砂漠で
数ヶ月にわたっての撮影。
今だとすぐCGとかVFXでしょうけど、
雄大な砂漠の厳しい美しさだけでなく、
実写で撮影された戦闘場面では、
ベドウィン族の戦闘部隊が
一瞬の内に一つ村を壊滅させるシーンや
疾走する列車を爆破するシーンなどなど、
アクション場面はCGでは味わえない迫力。

もう一つ付け加えると
“西欧文明と異文化のぶつかり合い”という
この映画のテーマは
今でも中東の紛争が続いているところを見ると、
(メ・ん・)?人間は歴史に学ばないから、
永遠に何処かで戦争し続けるのでしょうね。

1962年(昭和37年)制作。



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長〜い映画です

yinanさん

みのりさん、おはようございます!

207分の長い映画です。
録画して、見たいところだけ見るように
流し見をしています。

ロレンスの心理描写はいいですね。
ピーター・オトゥールが、ロレンスのイメージから
抜け出せなかったのもよく判ります。

2016/11/29 08:16:54

アラビアのロレンス

みのりさん

 アラビアのロレンス
途中まで見たことがあります。
内容は覚えていませんが
良い映画のようですね

2016/11/28 20:34:45

同じ轍を踏む

yinanさん

村雨さん、今日は〜!

私も何度も観て、今日も観ています。
その度に感動していますから、何をかいわんや、ですね。

かっては、日本も事情があるとは言え、
アジア諸国に迷惑を掛けました。
でも、最近は過去の歴史から学ばず、
危ない橋を渡りつつあるようです。
もっとも、日本だけでなく周辺の国もそうですけど。

2016/11/28 15:22:42

中東情勢

さん

何度も観ましたよー
最初は政治情勢もなにも分からなかったのですが、今のもめ事も、ここにも原因があったこと、少しは知ることができました。
大英帝国のやり方の汚さ。

歴史に学ばないのは日本にも増えていますね。

2016/11/28 08:39:13

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