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明日への遺言 

2016年11月22日 ナビトモブログ記事
テーマ:戦争映画

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今朝、午前5時59分ごろ、福島県で
震度5弱を観測する地震のニュース。
津波警報が出ています。被害が無いように祈るばかりです。

今日の映画紹介は「明日への遺言」。
BS−TBSで2016年11月22日(火)21:00より。
2008年2月に見た時の感想文です。

太平洋戦争末期。
名古屋空襲時(そう言えば、近所(熱田区)に銃弾の
弾痕が残るコンクリートのモニュメントがあります)
における一般民衆への無差別爆撃を実行した
米軍搭乗員を処刑した罪に問われ、B級戦犯として
戦争裁判にかけられた岡田資(たすく)中将(藤田まこと)。

”第二次世界大戦における米軍による
市街地無差別爆撃は大量殺人だ!”と、
戦勝国アメリカにたった一人で「法戦」を
挑んだ誇り高き岡田中将の物語。

原作は大岡昇平の「長い旅」。
キャッチコピーは、
”愛する人へ、遺したいものがある”。

横浜法廷での法廷場面と岡田中将が拘置されている
刑務所の中だけの映像で物語は展開します。
彼を弁護するフェザーストーン弁護士を演じたのは
ロバート・レッサー。
裁判長のラップ大佐にはリチャード・ニール。
又、検事として彼を追及する軍人・バーネットには
フレッド・マックイーン。
彼の父親はあのスティーブ・マックイーンなので、
眼の辺りは父親そっくりです。

この三人と岡田中将のやりとりは迫力があります。
アクション映画とは違った言葉のアクション映画。

”司令官は、その部下が行ったすべてにおいて、
唯一の責任者である”と、
部下を守り、そして死を覚悟して全責任を負い信念を貫く
岡田資中将の姿は、関係者の心動かしていくが、
家族の見守る中、判決が下る‥。

”絞首刑!”。
別れの時、法廷席の息子へ一言、”母さんを頼む‥”と。

ここから又、感動しました。
彼は死に対する恐怖に打ち勝つ為座禅を組み、
念仏を唱え、書をしたためその日を待つ。
最後の日、彼は13階段へ歩き出す“久遠の命”を得る為に。

”人は矜持がないと生きる価値がない”。
監督は「雨あがる」「博士の愛した数式」の小泉堯史。



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これも戦争映画。

yinanさん

村雨さん、今晩は〜!

観ることが出来るといいですね。
アクション大好きの私ですが、
本作のような言葉のアクションも偶にはいいです。

戦争は”勝てば官軍負ければ賊軍”ですから、
負けてしまえば、しょうがない?

2016/11/22 18:14:41

観たい!

さん

とても興味があります。
観られなかったら、小説のほうを読んでみたいと思います。

2016/11/22 08:23:16

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