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映画が一番!

ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ 

2016年10月21日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、今日は〜!

今日の映画紹介は上映中の
「ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ/Genius」。
”ジュード・ロウ”ファンの私としては
見逃せない映画です。

「武器よさらば」、「老人と海」の
アーネスト・ヘミングウェイや、
「グレート・ギャツビー」の
スコット・F・フィッツジェラルドの二人を
全く無名だった時代に発掘した
編集者マックス・パーキンズ。

彼は1920年代にアメリカ文学の名作を
数多く手がけた実在の編集者。
37歳で生涯を閉じた天才小説家トマス・ウルフの
人生と友情を描く人間ドラマ。

キャッチコピーは、
”傷ひとつ残らないなら、真の友情とは言えない”。

舞台は1920年代ニューヨーク。
暗い、陰鬱なざらついた画面は
何かを暗示しているようです。

名編集者パーキンズ(コリン・ファース)の元に
無名の作家トマス・ウルフ(ジュード・ロウ)が
原稿を持ち込む。
”たらい回しにされている持ち込み原稿だ”
”好みじゃない?”
”気に入った。うちで出版します”と、
彼の才能を見抜いたパーキンズは、
”長すぎるので君と二人で手を入れたい”と、
原稿を二人で検閲していく。

”ひどい、これ以上、切れない”
”不要だ”
”これで君の文体が際立つ”
”分かった”
”削除、削除”
”よくなった”。
感情のままに、際限なく文章を生み出すウルフを支え、
処女作「天使よ故郷を見よ」はベストセラーになり、
二人の関係は父と息子のように、友情以上に惹かれ合う。

次作に取りかかる二人は昼夜を問わず執筆に没頭。
そのため、パーキンズの
妻・ルイーズ(ローラ・リニー)との間に軋轢が生じる。
”トムのために家族を見捨てるの?”、
”トムの才能にはその価値がある”と。

又、ウルフの愛人アリーン(ニコール・キッドマン)は
二人の関係に嫉妬しパーキンズに銃を向ける。

アリーンとトムの関係も険悪になり、
”マックスなしではトムの成功はなかった。
あなたの力よね?”
”マックスが俺を創り上げたと?”と言い争う。

やがて第二作は完成し、またも大ヒット。
その一方で、ウルフはパーキンズ無しでは作品を
書けないという悪評に怒り、
”独りで書けると証明したい”と
二人の関係に暗雲が立ち込める。

果たして、立場を超えて生まれた
二人の友情の行く末はー。

パーキンズは名伯楽といったところでしょうか。
編集者と作家は二人三脚で読者が感動する
ベストセラーを世の中へ送り出していくのが
良く判りました。

原題の「GENIUS」は”天才”の意味ですが
語源のラテン語の意味は”守護神”です。
二人に懸けた題名なんですね。

アクション映画が大好きの私ですが、
見方を変えれば、本作も主人公二人の個性と言葉の
バトルと思えばこれも激しい戦い、アクションでした。

映画を観て?と思った事は、
パーキンズは仕事中も、食事中も帽子を被ったまま。
最後に、ウルフからの最後の手紙を見る時に
帽子を取って、敬意を示したが、このためだけに
帽子を脱がなかったのでしょうか?

マイケル・グランデージの監督デビュー作。



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映画は友達です。

yinanさん

みのりさん、おはようございます!

毎日、映画はBSかWOWOWで一本は見ていますね。
合間をみて、映画館へと言ったところでしょうか。

予告編を見ると、見なければと思ってしまいます。

2016/10/22 08:19:46

映画

みのりさん

 本当に映画に詳しいですね
毎日映画を見ていますか?
衛星放送でも見れますからね

2016/10/21 20:19:36

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