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兵庫県南部の島

17日の月 

2016年10月17日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

夜の10時に洗濯物を干しに行って、ふと空を見たら、雲がある中で月が出たり、隠れたりしていた。
写真を撮ってみたが、ぼやけているが、上の方には月のクレーターが少しは見える。

今日のNHKのテレビで「鶴瓶と乾杯?」だったかの番組で、京都のかなりの年配のおかみさんが、三味線で

「月はおぼろに東山 霞む夜毎のかがり火に
  夢もいざよう紅桜 しのぶ思いを振袖に
  祇園恋しや だらりの帯よ」

・・・と歌っておられた。私は祇園へは明るい時に街歩きはしたが、夜の祇園は師走か元日かの除夜の鐘を聞きに行くくらいしか、知らない。
だらりの帯も昔に街歩きをしていた時に見た舞妓さんの後ろ姿で見た程度である。

除夜の鐘は知恩院の大きな鐘がすごい。除夜に大谷廟を歩いていた時は、かなりの墓参りの方がおられていて、その中で聞いた高い音の鐘の音、耳の中に今でも残っている。

除夜の夜の悲しい思い出もある。学生時代に鐘の音を聞きながら三十三間堂の近くを歩いて電車の駅まで下って行った時に、見知らぬ御婆さんが、客引きに来た。私はそんな趣味はなく、学生だったからお金も電車賃だけ、「こんな師走に、辛い人もいるのだなぁ」と思いつつ電車の駅まで急いで歩いた。これが、私の師走か元日かの思い出としてある。
こんなお婆さんと、それに世話になっている女性との運命を今でも考える時がある。



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