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父と暮らせば 

2016年09月15日 ナビトモブログ記事
テーマ:戦争映画

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日は十五夜、お月見セットを買って来たので
団子をつまみに、月見て一杯と思っています。
天気は多分…。

今日の映画紹介も戦争映画「父と暮らせば」。
BSプレミアムで2016年9月15日(木)13:00〜放送。
2004年7月に観た時の感想文です。
以前、紹介しているので再掲です。

黒木和雄監督が井上ひさしの戯曲を映画化。
ほとんど舞台劇なので、観るのをためらっていましたが、
宮沢りえさんが主演なので観にいきました。

昭和20年8月6日、午前8時15分、
広島に原子爆弾が投下された。

3年後の広島。図書館に勤める美津江(宮沢りえ)は
自分だけが生き残ったことに負い目を感じて生きていた。
ある日、図書館で一人の青年、木下(浅野忠信)と出会う。

2人は互いに好意を持つが、美津江は
“うちはしあわせになってはいけんのじゃ”と
自分の恋心を押さえ込んでしまう。

そんな美津江の前に、原爆の直撃を受けて死んだ
父・竹造(原田芳雄)が幽霊となって現れる。
竹造は“恋の応援団長”として娘に結婚を薦めるのだった…。

宮沢りえと原田芳雄の二人芝居に加えて、
浅野忠信がちょっと登場するだけで、
アクション大好きの私には物足りなかったですが。

反面、内容は考えさせられました。
生き残った者が死者に対する罪悪感は
経験していない私達には想像もつかない世界ではと。
特攻隊員の生き残った者を題材とした小説が
多いのもそうなんでしょうね。

幽霊となって、美津江の恋を一生懸命に応援する
竹造との4日間の交流は優しくて、
わが子の幸せを思い死にきれない親の気持ちが
ヒシヒシと伝わって来ます。
美津江の”おとったん、ありがとういました”の
広島弁には泣けますね〜。

本作も別の意味での戦争映画だと思いました。



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今晩は〜!

yinanさん

沙希さん、

親は子のため死ぬに死にきれず
幽霊となって現れます。
美津江は死んだ人のためにも生きなければ
ならないと思います。

生まれた時から死は決まったこと。
だから、生きている間は必死になって
生きていかなければならないのです。

みのりさん、

名古屋では、夕暮れ時には雲に隠れていましたが、
今は、”十五夜お月さん”です。

月見て一杯と、日本には風流な習慣があって
いいですね。

今、見ている月は満月でなく、満月は2日後なんですね。

2016/09/15 21:44:51

十五夜

みのりさん

yinanさん
 今日は十五夜でしたね
残念ながらこちらは曇りで
お月さまは見えないようです。
満月のお月さまを見たいですね

2016/09/15 19:13:38

読んでいるだけで

さん

yinanさんの、解説を読んでいるだけで、目が潤んで来ました。
娘の幸せを願い、幽霊になってまで、その思いを伝えに現れる父親。
そんな温かい親子を引き裂き、生き残った者には、罪悪感まで持たせる戦争は、なんと残酷なものでしょう。
静かな反戦映画だと思います。
私は、アクションも好きですが、心に沁みて来る、こんな映画も好きです。

2016/09/15 08:49:27

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