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映画が一番!

ゆずの葉ゆれて 

2016年08月26日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、今日は〜!

今日の映画紹介は上映中の「ゆずの葉ゆれて」。
松原智恵子さんの芸歴55周年記念の主演作と
聞けば、観に行かざるを得ないですね。

と言うのも、彼女は愛知県名古屋市出身で、
吉永小百合、和泉雅子と共に「日活三人娘」と
呼ばれていた頃からのファンですから。

原作は佐々木ひとみで
椋鳩十児童文学賞受賞作品の
「ぼくとあいつのラストラン」 。

キャッチコピーは
”あなたの宝物、ちゃんと見つけましたよ”。

鹿児島県喜入地区にある、自然に包まれた小さな町に
走ることが大好きな小学四年生の
風間 武(山時聡真)は元気に走り回っていた。

そんな中、畑仕事をしながら病床の夫を看護する
隣のバアちゃん(松原智恵子)に
”顔だけでも出してやって。ジイちゃん元気になるから”と
頼まれる。と言うのも武は
去年から寝たきりになったジイちゃん(津川雅彦)に
会うと切なくなるので、行くのを避けていた。

武が「ジイちゃん」「バアちゃん」と呼んでいる二人は、
親戚でも何でもない、隣の家のおじさんとおばさんだ。

早くに親を亡くした武の父の俊之(西村和彦)と
母の美和子(小林綾子)、武の姉・裕美(平岡真衣)の
四人家族を何かと助けてくれた二人を、
本当の家族のように思って暮らしていた。

その夜、武はジイちゃんの夢を見ている時に
ジイちゃんが危篤状態だと姉に起こされ駆けつけるが
その夜、ジイちゃんは息を引き取る。

武は”ジイちゃん、怒ってないかな?”と
寝たきりのジイちゃんに会いに行かなかったことを
後悔して、葬式の時に、父に問いますね。
”死んだら、どうなるの?”と
”それはお父さんにも分からない……ただ言えるのは、
いずれは、誰もが死ぬってことだ。
そして、死んだ人を思ってあげられるのは、
生きている人だけだ”と。

武はジイちゃんとの交流を通して、
いろいろな事を学んでいきますね。
その過程を通じて、「老老介護」、「老い」と「死」など
今の日本にある問題を提起しています。
その解決方法の一つとして、本作で描いている
「人と人との絆」でしょう。

しかし、泣けましたね!
タイトルの「ゆずの葉ゆれて」の場面は
クライマックスシーンに登場。
詳しく書くと、ネタばらしになるので
見て泣いて下さいネ。

主演の二人は勿論、良かったが
少年・風間 武を演じる山時聡真(10歳)の
飾らない素朴な演技は主役の
重責を十分に果たしていました。

主題歌の「君の名前を呼ぶ」は
奄美大島出身の歌手・元ちとせ。

監督・脚本は神園浩司。



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おはようございます!

yinanさん

村雨さん、

松原智恵子さんは名古屋市南区出身で
私も南区に住んでいるので親近感があります。

着物姿が美しいのもピンと伸びた背筋は、
母親の厳しいしつけや、日本舞踊の賜物のようです。
でも、着物が大島紬と良く判りますね。
さすがです。

沙希さん、

本作は大泣きする映画ではなく、
じわぁ〜っと、涙が出て来る作品ですね。

ジィちゃんの回想をしながら、
”私は苦労なんか、ちっともしてない”の言葉に
また、目が潤みましたね。
まぁ〜、皆、涙目なので恥ずかしくはなかったです。

2016/08/27 08:49:28

絶対泣く作品は

さん

こんばんは。

私は、予告を見たり、粗筋を聞いて「これは泣きそうだ」と思った作品は、少し待ってDVDで観ます。
その方が。思いっきり感情移入できるからです。
昔の様に、続けて観られる映画と違って、今はエンドロールが終ると、否応なく外に出されるからです。
涙もろい性格に、ほんと、困っています。^^;

2016/08/26 18:07:23

松原智恵子

さん

素敵なお着物、大島ですね。

2016/08/26 17:59:25

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