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映画が一番!

鍵 

2016年06月23日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

いよいよ、18日間の参院選が始まりました。
候補者を選ぶ、私達の責任も重大です。

何しろ、政治家は口が上手い。言った事と選挙に
当選した後の行動が違うことは、先日の舛添さんの
行動を見れば、一目瞭然。

アベノミックス、安保法制、原発、憲法等の争点に
耳を傾け選ばなければと、選ぶ責任に緊張しています。

今日の映画紹介は「鍵」。
BSプレミアムで2016年6月23日(木)13:00〜放送。

原作は谷崎潤一郎の同名の小説を
1959年(昭和34年)に市川崑が監督が映画化。

有名な小説ですから、読まれた人も多いでしょう。
本作では小説とちょっと違う箇所が
あるので、留意して観て下さい。

成人映画指定と聞くだけで見たくなりますね。
今、見てもエロチックな場面にはワクワクします。
単なるエロっぽい映画だと思ったら、
ミステリータッチの要素も含んでいます。

古美術鑑定家の剣持(中村鴈治郎)は56歳。
ED対策のために、
京都市内にある大学病院に通っている。

彼は同病院のインターンの木村(仲代達矢)を
娘の敏子(叶順子)の婿にと考えている。

厳格な父親に育てられた妻の郁子(京マチ子)は、
夫を生理的に嫌う妖麗な45歳。

ある夜、木村が剣持の家を訪問した時、
酔っぱらった郁子は浴室で眠ってしまう。
裸体の郁子を、木村に手伝わせて寝室に運ぶ剣持。

妻の介護を頼んで剣持は姿を消す。
そんなことが繰り返されるなか、
敏子は現場を目撃してしまう。

敏子もすでに木村と関係を持っていた。
母と木村が関係を持っていること、
それは父も知っていること。敏子は家を出て下宿する。

そんな中、剣持は、木村と敏子を呼び出し、
婚約の段取りを話し合う。

ところが、深夜、剣持は倒れる。
郁子は木村を呼び出し、女中部屋で抱き合う。
そんな二人をお手伝いのはな(北林谷栄)は見ていた。

郁子は木村に、敏子と結婚して、
ここで開業すればいいと言う。間もなく剣持は死んだ。

夫と妻、娘と婚約者の四人の
異常な関係に加えて、ベッドシーンや
京マチ子の浴場シーンは今見ても新鮮です。

ところで、タイトルの「鍵」は何の鍵でしょうね。
それは、実際の鍵、そしてメタファーも含んでいます
さて、それは何でしょうか。

カンヌ国際映画祭 審査員賞 と、
ゴールデングローブ賞 外国語映画賞を受賞。



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