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平成の虚無僧一路の日記

虚無僧は刀を所持していた? 

2016年06月20日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



 江戸時代の初め、岩佐又兵衛 (1578〜1650)によって描かれた虚無僧は
長い刀を差している。笠は筒型の天蓋ではなく三角の笠である。

この図から、慶安(1648-1652)頃までは、虚無僧は浪人者であり、
刀を差していた。やがて、幕府から「袈裟をつけ僧形でありながら刀を差すとは
いかなることか」と詰問され、「慶長の掟書」も「侍の心得を忘れず、
木太刀を持て」とか「刃渡り一尺以下なら持って良い」とか。さらに
幕府の詮議が厳しくなると「尺八を作るため」と言い訳して「五寸まで」
と改定されている。
千日回峰行の行者や山伏も「五寸」までの刃物を所持している。
なお、「袈裟を左肩に掛けるのは、刀の柄を隠すため」というような
言い訳をしていた文書もあった。
『慶長の掟書』 初期のものか
 一 虚無僧常々木太刀懐剣等心掛所持可致事
   「木太刀、懐剣等を心掛けて所持せよ」と。
後のものは
一 虚無僧托鉢之節、刀脇差並武具類一切為持申間敷、尤壱尺下の刃物為懐剣
  差免可申候事
  「刀、脇差ならびに武具類は一切持ってはならない」としながら「もっとも
   一尺(30cm)以下の刃物を懐剣として差すのは可としている。
   他の写しでは「五寸(15cm)までというのもある。
 
  
 
 
 

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