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ラストマン・スタンディング/ 

2016年04月24日 ナビトモブログ記事
テーマ:アクション・アドベンチャー

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は
「ラストマン・スタンディング/ Last Man Standing」。
BS日テレで2016年4月24日(日)19:00〜放送。

黒澤明監督の「用心棒」を、ウォルター・ヒルが
30年代のギャング社会に変えてリメイクした映画。
キャッチコピーは
”誰が最後に残るのか?”
”7秒で13人=0.5秒のエクスタシー”

テキサス州ジェリコ。
誰でも避けて通るこの汚い町に車で現れた、
謎の殺し屋・ジョン・スミス(ブルース・ウィリス)は、
美しい女、フェリーナ(カリーナ・ロンバード)に一目惚れ。

この町はアイルランド系のボスの
ドイル(デイヴィッド・パトリック・ケリー)と、
イタリア系のボスの
ストロッジ(ネッド・アイゼンバーグ)に
率いられたギャングが縄張り争いをしていた。

町の保安官のエド(ブルース・ダーン)は
傍観するだけで、彼等に手出しはしない。
金になると踏んだスミスは自分の車を壊した
ストロッジの手下を二丁拳銃で血祭りに。
拳銃の腕前を買ったストロッジは、彼を用心棒に雇う。

”変な話だ悪党にも善悪の意識はある。
結局は二つに一つだ
悪党の生き方を極めるか、堅気になって生きて行くか
死ねば関係ないが…”と独自のポリシーを持つジョン。

「用心棒」とストーリーの展開は同じですから、
監督のウォルター・ヒルがいかに、
リメイクしているかが見るポイントです。

ジョン・スミスは三船敏郎。
ドイル側の用心棒でマシンガンの名手
ヒッキー(クリストファー・ウォーケン)が
仲代達矢ですね。

本作が印象に残っているのは、
あの、映画解説の淀川長治さんが、
日曜洋画劇場で本作の映画解説を収録して
翌日亡くなられていることです。

自分の人生を映画にかけて最期まで解説するとは
映画解説者としては本当に、
「 Last Man Standing」でしょう。
”さよなら、さよなら”の
言葉は今も頭の中に残っています。

1996年(平成8年)制作。



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名解説者

yinanさん

YUHUA38さん、今晩は〜!

水野春郎さんの名セリフの
”いやぁ、映画って本当にいいもんですね〜”は
今でも、私は感想文の最後に使ってます。

今は、名解説者はいないですね。
二人の映画にかける情熱を持った人は
もう出ないのでしょうか。

2016/04/25 17:36:43

そうでしたか…

さん

淀川さんの最後の解説だったのですね。
水野春郎さんなど、映画の「お茶の間伝道師」が皆さん亡くなられ、淋しくなりました。

2016/04/24 13:14:31

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