メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

映画が一番!

エヴェレスト 神々の山嶺 

2016年03月29日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は上映中の
「エヴェレスト 神々の山嶺」。

世界最高峰の山・エヴェレストに魅了された2人の男と、
その二人を愛した女性の物語をつづった夢枕獏の小説、
「神々の山嶺」を映画化した人間ドラマ。

キャッチコピーは
”生きて、必ず帰る”。

山岳カメラマンの深町誠(岡田准一)は、
カトマンドゥでエヴェレスト史上最大の謎を
解く可能性を秘めた古いカメラを発見する。

その謎とは、1924年、イギリス人登山家の
マローリーとパートナーの
アーヴィンが初登頂の途中で行方不明になるが、
実は登頂に成功していたのではないかと
議論を呼んでいた。

だから、そのカメラのフィルムを発見すれば、
その謎は解けると深町は
失われたフィルムを追ううちに辿り着いたのは、
孤高の天才クライマー、
羽生丈二(阿部寛)の存在だった。

”山をやらないなら死んだも同じだ”と語り、
他人を寄せ付けない人生を送ってきた羽生が
取り憑かれた史上初の挑戦とは何なのか?

その目的に興味を持ち、
羽生の過去を調べるうち、
深町はその凄絶な生き様に飲み込まれてゆく。

そして、羽生に人生を翻弄されながらも
愛し続ける女性・岸涼子(尾野真千子)とも出会う。

標高8848m、氷点下50℃。呼吸すら困難な極限の世界。
垂直の壁が待ち受けるその場所で、
これまで誰も成し得なかった過酷な登攀に単身挑む羽生。

その挑戦を見届けようと後を追う深町。
男たちは自然の脅威の前に命を晒しながらも、
人間の限界を超えてただひたすら世界最高峰の頂を目指す。

彼らは生きて帰る事が出来るのか?
その先には果たして、何があるのか……?


”なぜ、あなたはエベレストに登りたかったのか?”と
問われて”そこに山があるから”とのマロリー言葉は
よく知られていますが、本作では羽生に、
”ここに俺がいる、だから山に登る”と、
主体を”山”から”俺”と変えてのセリフは強烈です。
エベレスト南西壁の冬季単独無酸素初登頂を目指す、
彼の信念と言うより、狂気がうかがえます。

又、「氷壁」で有名なったザイルの問題も
羽生のエピソードとして取り上げていますね。
それは、岩峰岳で涼子の弟である、
パートナーの岸文太郎 ( 風間俊介)と登攀中に
文太郎が宙づりになった時羽生は自分が助かるために
ザイルを切ったのではと、疑われているとか。

ストーリー構成がテンコ盛りで焦点が
ボケた感じはしますが、何しろ標高5200mの
現地で撮影しただけに、
厳しい自然環境の中での登攀する岡田、阿部の
迫真の演技に加えて、エヴェレストの
荘厳で神々しい美しさは見る価値があります。

シェルパで羽生の奥さんの父親役の
アン・ツェリン (テインレィ・ロンドゥッ)が
存在感がありました。
(羽生は現地で妻と子供がいました)。

エンディングで輝くエヴェレストに
オーバーラップさせて、イル・ディーヴォが歌う、
♪♪喜びのシンフォニー♪♪のが流れると、
”ブラボー!”と喝采を送りましたよ。

監督 は 平山秀幸。



拍手する


コメントをするにはログインが必要です

PR







上部へ