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平成の虚無僧一路の日記

聞いてもらうには 

2016年02月27日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



随分以前に書いたブログに対してもコメントをいただくことがあります。1年ほど前に、こんなことを書きました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大ピアニスト「中村紘子」さんは、慶応中等部の大先輩。1999年ごろ、母校である慶應中等部から招かれて演奏会を行った際、演奏を始めてもいっこうに おしゃべりを止めない。生徒たちの あまりの態度の悪さに演奏を中断し、「静かにしなさい」と叱責した。生徒の方はそれで静かになったものの、保護者のおしゃべりは止まなかったという。(「Wikipedia」より)「中村紘子」さんはピアノのテクニックはすばらしくとも、観客との距離を縮めるテクニックは持ち合わせてなかったとみれる。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・という私の記事に対して「ピアノの演奏が始まったら静かにするのが礼儀だろう。それをピアニストのせいにするとはけしからん」というコメントでした。もっとも至極当然のご意見です。しかし、それが“当然”でない状況もあるのです。どんなに すばらしい演奏でも、それを受け止める場、空気が無いと、悲惨な結果になるのです。私は今、老人ホームや小中学校にボランティアで行っていますが、「尺八なんか聴きたくない」という人もいる中で、耳を傾けていただくことに相当のエネルギーを使います。ただ自分の得意な曲を尺八で吹けばいいというものではありません。どうやって気を引くか、聞いていただく場、空気を作るか、真剣勝負です。拍手の多寡は場作りで                                                   決まります。もっていき方で、私の演奏より、初心者の                                                    一生懸命な演奏の方が拍手が多かったりするのです。                                                 
クラシックなら、どこでも聞いてもらえると思ったら大間違い。                                                 そういう“上から目線”が通用しない世の中になってきたと                                                      思うのは私だけでしょうか。

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