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兵庫県南部の島

忘却とは 

2016年02月20日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

「忘却とは 忘れ去ることなり」

「君の名は」のラジオの冒頭に出てきた言葉でしたが、このころの私はこの放送を聞いた覚えがありません。まだまだ幼児の世代だったのでしょうね。

法隆寺へ行って、どうしても思い出せないことがありました。グループに説明しようとして三好達治の「甃のうへ」の詩だったのですが、断片的には言えたのですが、すらすらとはダメでした。この歳ですから「忘却とは」と言うことです。

『あはれ花びらながれ
をみなごに花びらながれ
をみなごしめやかに語らひあゆみ
うららかの跫音〔あしおと〕空にながれ

をりふしに瞳をあげて
 翳〔かげ〕りなきみ寺の春をすぎゆくなり

み寺の甍〔いらか〕みどりにうるほひ
 廂〔ひさし〕々に
 風鐸〔ふうたく〕のすがたしづかなれば

ひとりなる
わが身の影をあゆまする甃〔いし〕のうへ』

季節はもうすぐですが、この詩を若い時には何度も暗唱しましたが、もう駄目ですね。

『をみなごしめやかに』もそれなりの歳ですからね。詩の朗読はわからないでしょうからね。



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