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映画が一番!

山の郵便配達 

2015年12月31日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、今日は〜!
カウントダウンで、正月まで後、十数時間。
今日も、明日も変わらぬ一日だと判っていても
何となく落ち着きません。と言ったことはさて置いて、
私は映画さえ観ていればハッピーです。

この一年、私の拙い映画紹介を
読んでいただきありがとうございました。
映画のエバンジェリストを
自称している私としとはたくさんの映画を観て、
紹介していきたいと思っています。
映画の世界で楽しく遊んで下さい。

今日の映画紹介は「山の郵便配達」。
私のお薦めの映画の1本です。
BSジャパンで2015年12月31日(木)3:45〜放送。
深夜放送ですから、
日付が変わっているから新しい年になっています。
まぁ〜、寝ていますから録画ですね。
原作はポン・ヂエンミンの小説
『那山 那人 那狗(あの山、あの人、あの犬)』。

舞台は80年代初頭の中国・湖南省西部の山間地帯。
長年、責任と誇りを持って、手紙を届けてきた
郵便配達人が息子に仕事を引き継ぐため、
最初で最後の配達となる仕事に一緒に出掛ける。

その配達は重い郵便袋を背に、愛犬を連れ、
険しい山道を辿り、いくつもの村を訪ねる2泊3日を
要する過酷な道のり。
”来回一tang阿,223里要占三天,中間su両个晩上"と、

父(トン・ルゥジュン)は多くを語らず、
黙々と仕事をこなす中で、道筋や集配の手順、
そしてこの仕事の責任の重さと誇りを息子に伝えていく。

父に対して少なからずわだかまりを
抱えていた息子(リィウ・イェ)も、
そんな父の背中を見ながら、
徐々に父への思いを新たにしていくのだった…。

タイトルに”那狗/あの犬”とあるのは、
犬の名前が”老二(ラォアー)/次男”と呼ばれていて、
本作で、次男坊の役割をちゃんと果たしているからです。
息子をサポートする次男坊の活躍を見て下さい。

休憩を終えて出発する時、息子は
”次男坊。さあ、出発だ。父さん、出発しよう”と、
立ち上がる。父は、この言葉を聞いて、
”初めて、父さんと呼んだ!” 父は喜ぶ。
この父と息子の絆を取り戻すシーンは泣けますね。

険しい山道を、黙々と歩く二人と一匹が
運んで来る便りを待ちわびる村人との交流だけで、
これだけの感動を与えるとは、
映画って本当に素晴らしいですね。

監督はフォ・ジェンチイ。公開は2001年。



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おめでとうございます!

yinanさん

道子さん、
父と息子の関係は、いつの時代でも難しいようです。
息子は父と初めて仕事に出かけて、父の仕事に対する
誇りと真摯な態度を見て、理解するようになります。

父と子が一緒にタバコを吸うことでも一体感を持ちます。
今の時代でも、一緒に酒を飲んでだべればとかすれば
絆が生まれて来るのではと思ったことでした。

2016/01/02 15:19:08

昔観ました。

さん

いい映画でしたねぇ。

2015/12/31 19:47:39

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