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平成の虚無僧一路の日記

世阿弥の名言「離見の見」 

2015年12月26日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



「離見の見」とは、「演者は、観客の立場で自分を見なければならない」ということ。
コンサートに行って失望するのは、ひとりよがりの演奏をしている場合だ。
それでも身内のファンがいて、「アンコール!」などと叫ぶものだから、
演奏者は、それで悦に入って、にこにこ笑顔で、よく知られた曲などを
演奏する。だから、最後のアンコールの曲だけが良かったりする。
それは、そこでようやく、お客の心に入ったからだ。
 ではどうやって、自分を第三者的に見ればいいのか。
世阿弥は、「目前心後(もくぜんしんご)」という言葉を用いている。
「眼は前を見ていても、心は後ろにおいておけ」ということ。
「後ろ姿を覚えねば、姿の俗なるところをわきまえず」。
後姿を見ないと、自分では見えない後姿に“卑しさ”が 出ていることに
気付かない。
歳を重ねれば重ねるほど、位が上に行けば行くほど、自分の後姿を
見ることを忘れてしまいがち。自分が卑しくならないためには、
自分を突き放して見ることが必要と。
 
私の場合は、親しいファンが、公演の後、私のトークや演奏姿勢について、
あれこれ評価してくれる。私としては、言われなくとも、自覚していることが
大抵だが、私の気づきと、指摘されたことが同じだと、より心を強くすることが
できる。こうしたアドバイスをしてくれるファンがいることが幸せである。
 

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