じゃばのひまつぶし

我が家の忘年旅行?―のれんの町・勝山(私は無口、妻は六口) 

2015年12月11日 ナビトモブログ記事
テーマ:旅行

湯原温泉に泊まっている間に車で30分ほどの勝山(岡山県真庭市)に行く。ここは前日に通過した町なので戻る感じ。川沿いの道はカーブが多いが平坦で走りやすく、きれいな景色、紅葉が終わっているのが残念。

勝山は交通の要路として江戸時代に栄えた城下町とか、旭川沿いに街道や武家屋敷跡など数百Mにわたって街並み保存地区がある。

家々の軒先にのれんがかかっていて、店舗や医院も普通の家もそれぞれ違う模様ののれんをかけているのが面白い。そののれんを作っているのが「ひのき草木染織工房」とのこと。
シーズンオフの月曜日で観光客もまばら。小春日和の好天の散策が楽しめた。

家内はのれんの写真ばかり撮っていた。商店は女性が入りやすい雰囲気になっている。「ひのき工房」で気に入った手作りポーチを見つけて帰りに購入。機嫌よし。

私は「川柳 双裕庵」とある家を見つけた。お店なのか普通の家なのかよくわからないが、軒先だけでなく、通りの反対側のガレージにも所狭しと川柳ののれんがかかっている。

その中に「私は無口 妻は六口の 二人です」とある川柳を見て笑ってしまった。“無口と六口”にうまい!と思い、“二人です”というところに夫婦の歴史・機微が込められている感じがした。

“六口”が家内にはすぐに通じない。説明してようやくわかるんじゃ間が抜けてしまう。
こののれんを見ただけでも、この町に来てよかったと思った。

途中で家内を見失い、戻ると古い旅館の中で店の人と話し込んでいる。この町の雛祭りの写真を見せてもらっていた。毎年春の数日間、家ごとにお雛様を展示するお祭りがあるとのこと。街並みと雰囲気があうだろうなと想像。家から3時間もあれば来れるので、雪さえなければ来れるかも。
秋には“喧嘩だんじり祭り”もあるようで、もっといろいろ楽しめそうな町。

4時間ほどぶらついて地酒を買い、湯原温泉に戻り、温泉につかって、一寝入り。

真庭市勝山の「のれん」のページ。
http://cms.top-page.jp/p/maniwa/3/3/5/27/

写真?旅館に貼ってあった今年の雛祭りのポスター。来年のはがきをもらうが紛失。
?軒先ののれん。郵便局、自動車屋(左隣で現在も営業)、川柳の双裕庵、ひのき工房



拍手する


コメントをするにはログインが必要です

PR







上部へ