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兵庫県南部の島

寒くなりました 

2015年11月28日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

寒くなりました。
淡路島では、洲本の厳島神社の弁天祭りが済むと、播磨灘から北西の風が吹き、これが播磨灘に面した地域に寒さをもたらします。
大阪湾側の地域は淡路島の中にある山に、この北西風がさえぎられてシャッ1枚の温寒の差をもたらしています。
南海岸は北西風とは関係なく、温暖な地域でもう少ししたら水仙が咲きだします。
私の地域は播磨灘側ですかに、寒い地域です。だけど、結氷はあまりなくて、どちらか言うと結氷や積雪は珍しい。もちろん、冬季のタイヤは使われていないから、少しの積雪があると、自動車運転は不能になる。

弁天祭りについては、明治時代以前は「城」と言う目の悪い方が高野山で修行して、淡路島に帰郷する時に弁天さんの掛け軸をもらってきて、それを祭祀して祈っていたら、目がよくなって、それからは多くの人が祭祀して、さらに村や浦に掛け軸を持って行き、祀ったらその村浦が栄えて、引く手あまたになったと言う。
ところが、神仏分離令の明治時代初めに弁天さんは「神」さまだからと、神社の祭礼になり、それが厳島神社の祭に使われるようになったと聞いている。祭りの最後の日は掛け軸の入った箱を白装束の祭礼団が担いで、洲本市内を練る。

一方で、仏教のお寺は掛け軸を高野山から再度もらってきて、1年交代で各寺で祭祀している。掛け軸を祭祀した寺は1年間、地域の檀家や島内の寺々の共同で大きな仏事を行っている。ここでも白装束の檀家が掛け軸の箱を持って練り歩いている。



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