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平成の虚無僧一路の日記

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2015年11月24日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



50年ほど前、初めての虚無僧行脚で新潟方面を回った時のこと。
後ろから追いかけてきた人に呼びとめられた。「おこもさん、うちへ
来てください」と。喜んでホイホイ付いて行くと、一軒の小さな家。
おばあさんが布団に臥している。数人の家族が取り巻いていて、
私に 「ばっつぁまの、こす(腰)さ 治してくんろ。こすがいてぇ(痛)
いてぇ、云うもんで。医者でも治らんのす」と。
半世紀前のことだ。「おこもさん」とは「薦(こも)筵(むしろ)を腰に
つけて歩き、夜は薦を敷いて野に臥す人」のこと。つまり乞食と
同類。虚無僧は400年前までは「薦僧(こもそう)」だったのだ。
虚無僧は、病気平癒や安産の祈祷をするものと思われていたのだ。
その頃の私は「科学万能主義」。そんな迷信なんてあざ笑っていたから、
すたこら逃げ出してきてしまった。
後で知ったが、新潟阿賀野川の水銀中毒だったのだ。
医者でも治療法が判らなかった時代。尺八でも治せっこない。
しかし、患者の痛みに寄り添ってあげ、気休めでも何か言葉を
かけてあげれば良かったと思う。
そして、それ以上に、どんな病気も治す超能力を身につけられたらと
思う。
 
 
 

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