じゃばのひまつぶし

雨後のハイキング 

2015年11月10日 ナビトモブログ記事
テーマ:暮らし・生活

20数名のシニア仲間が3つの班に分かれ、持ち回り当番で、2,3か月ごとにハイキングをしている。今回の担当はA班でリーダーはYさん。A班担当の前回のお花見ハイキングが雨で中止。
今回も日曜が雨、月曜の降水確率が60%以上なら中止だが、20%だったので実施するとメールで連絡が来た。中止だろうと思っていたので、やや驚く。
月曜の明け方もまだ降っていたが、家を出るころにはあがっていた。

今回のコースは六甲山系の中の森林公園を経て、滝を見て下山するコースで10キロ弱、約5時間の行程、A班が9月に下見。昼までのコースは傾斜も緩く、昇りが多かったので何事もなかった。
昼食後に小雨が降ってきたので、心もち急ぎながら下る。道は整備されていて歩きやすいが、石畳状の道に落ち葉がつもり、濡れて滑りやすい。数名が尻もち。

もう少し先で休憩という時にYさんが激しく転ぶ。両足がつったらしい。手も痛めたようで、下りを歩くのはしんどそう。お守り代わりに持っていたツムラの漢方薬68を飲んでもらい休憩。幸い近くにロープウェイの駅があり、逆方向だが、この地域に詳しいTさんたち3名がYさんと駅に向かい、残りは予定通り下る。
もうすぐ滝に到着というところで私も尻もち。幸いなんともなかった。
ロープウェイで一足先に帰り、医者に行ったYさんから夜に無事というメールが入りホッとする。

もしあの時、転んだのが私でもっとひどい怪我だったら、雨がひどかったら、急な山中だったら、どうなっただろうか。とんでもない迷惑をかけただろう。
整備されて歩きやすい雨後の山道があれほど滑りやすいとは思わなかった。出不精の私でも行けるいつもの気楽なハイキングと思い、ろくな準備もない。
時々新聞で目にする高齢者の遭難というのもこんな油断からも起こるのだろう。

紅葉は見頃で天候さえよければ絶好のコース。Yさんは、迷いながらも前回に続いて中止というのは避けたくて決断したのだろう。早く下山しようと休憩も取らずに歩き続けたのが、筋力の衰えた足に堪えたのだろう。
下山途中で他のグループにはまったく出会わなかった。こんな天気に歩く物好きはいないということか。
年を取ったら、焦りは禁物、周りも含めてやめる勇気も必要。
いろいろと気づかされたハイキングだった。



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エミリアさん

じゃばさん

無理と焦りも禁物ですね。
残念ながら、”昨日”できたことが”今日”もできるとは限らないという”自覚”ができないので、無理するんですね。のんびり構える余裕が肝心ですね。”今日”は無理せず、”明日”にしようと・・・
明日がなかったりして。(^^)

2015/11/11 08:21:56

無理は禁物

さん

と わかっていても
私も無理してしまう性格なので
気をつけねば と思いました (^^)

2015/11/11 07:43:36

悠々蘭々さん

じゃばさん

自宅にいても思わぬところで怪我をするのが、これからの年ですね。
健康のために歩いてけがをして寝たきりになっては困ります。
ちょっと待てば天気はよくなるし、楽しみは畑仕事でもできますし。

2015/11/11 07:23:31

無事で

悠々蘭々さん

何よりです。
健康のために歩いていて怪我で寝たきりになることもあります。
紅葉の良い季節ですから、晴れた日にゆっくりハイキングを楽しんでください。

2015/11/11 00:13:52

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