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映画が一番!

海峡 

2015年11月09日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

映画ファンの皆さん、おはようございます!
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ
第3戦の中国杯は7日、浅田真央が優勝。
19歳の本郷理華も2位。ベテラン?の真央と
新人の理華で上位を占めました。復帰の真央さん、
ちょっと心配していましたが、さすがです。

今日の映画紹介は「海峡」。
BSプレミアムで2015年11月10日(火)13:00〜放送。

健さんの映画の中でも目立たない作品ですが秀作です。
原作は岩川隆の同名小説。
監督は森谷司郎、撮影は木村大作。

海峡の定義は、
"陸地によって狭められている水域のうち、
定期的な船舶の航行があるもの"とあります。

北海道新幹線の新青森 - 新函館北斗間については
2016年(平成28年)3月に開業する予定。
この新幹線も青函トンネルがあっての構想です。
トンネル工事にまつわる物語を映画を観て
当時の難工事を再認識して感謝するのもいい機会ですね。

昭和29年、青函トンネル技術調査団の
阿久津(高倉健)が調査を開始した直後、
青函連絡船「洞爺丸」が転覆し、大量の遭難者を出した。

阿久津は竜飛岬で自殺しようとした女、
牧村多恵(吉永小百合)を救う。
阿久津に救われ、飲み屋の女将おれん(伊佐山ひろ子)に
預けられた夜、おれんの出産に立ち会った多恵は
生きる勇気を取り戻す。

その赤ん坊に阿久津は峡子(青木峡子)と名付ける。
「青函トンネルは技術的に可能」と報告した阿久津は
明石海峡調査の辞令で故郷の岡山に戻る。
岡山で阿久津は佳代子(大谷直子)と結婚して
息子・修(中川勝彦)を授かる。

昭和39年、日本鉄建公団が発足。
青函トンネル工事に本腰が入り、阿久津は再び青森に向う。
所長・浜口圭介(加藤和夫)の元に
25名のトンネル男が函館に集結する。

阿久津は人集めに取りかかる。
まず初めに、”もう年だよ”と言う、
トンネル掘りのベテラン、岸田源助(森繁久彌)を
”10万年前に、
マンモスが歩いて渡った道を、もう一度作ろう”と
説得して参加させる。

昭和41年から調査斜坑掘削を開始。
公団第一期生の募集に洞爺丸の事故で両親を亡くした、
成瀬仙太(三浦友和)が応募してくる。

仲間の死亡、度重なる出水と作業は困難を極める。
月に5メートルしか進まない状況で、源助ともぶつかるが、
そんな中、源助は阿久津に言う、
”くじけるんじゃねぇ、落ち込むんじゃねぇ、
なぁ、お前さんとわしとで乗り越えていくんだよ”と。

青函トンネルという大プロジェクトに取り組む男達と
それを支える女達の人間模様を描くドラマ。

”この巨大なる道、小さき人間の手に始まる。
あなたの胸に、日本人の心に
日本列島を貫いて、いま風がぬける”。
東京〜新大阪間の開業は1964年。
青函トンネル着工の1年後だった のですね。
新幹線0系の勇姿を見ることが出来ます。

中川勝彦と青木峡子は新人オーディションで選ばれた新人。
エンディングで南こうせつの「友ありて」が流れますが、
いい歌なのにあまり知られていないようです。
1982年(昭和57年)制作。健さん51歳。



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先人の努力の賜物

yinanさん

SOYOKAZEさん、今晩は〜!
青函トンネル工事に30年間を費やしています。
犠牲者も多数と、新幹線の開通と喜んでいますが
新幹線に乗る時には感謝しなければならないと
思ったことでした。

小百合さん、健さんが好きなのですが、
奥さんがいるので耐え忍んでいるのがよく判ります。
健さんにマフラーをプレゼントして
マンモスの化石の一部を貰って帰っていくシーンが
心に残りました。

2015/11/10 21:35:04

頭が下がりますね

さん

つい先日、秩父からの帰りに、沢山のトンネルを通り、「これだけ掘るのも大変だったでしょうね」と思った所です。

それが、海底トンネルですから、その困難さは、察するにあまりあります。
色んな思いを持って、男達が挑んだのですね。
小百合さんが、男臭い映画に花を添えたのでしょうね。

2015/11/09 08:32:28

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