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兵庫県南部の島

塩 

2015年10月26日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

考古学の学習で、近々に土器を作ることになっている。
淡路島の沿海には土器製塩の遺跡がかなりあり、塩作りをして、都に税金として納めていた木簡が平城京祉で多数出土があった。

作った土器で海水を煮詰めて、塩を作り、古代米でおにぎりを作り食べたいものだ。
海水を土器で製塩すると、辛さもあるが、風味もある。

今回は土器作りの前に、500?ペットボトルに海岸から海水を採ってきて、濾紙で濾過して、ガラス容器に入れて、2か月近くかかってやっと水分がほとんどなくなった。明日はもう一度天日に干す。
写真はまだ少し湿っている塩の結晶の顕微鏡写真である。海水に溶け込んでいるものがあったのか、完全な結晶にはならなかった。
考古学の学習の時にこの写真と塩を見てもらうつもりでいる。

「来ぬ人を まつほの浦の 夕なぎに
    焼くや 藻塩の 身もこがれつつ」

藤原定家の歌。

現実とは違った辛い歌である。



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