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チャンス/Being There 

2015年10月24日 ナビトモブログ記事
テーマ:SF・ファンタジー

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は「チャンス/Being There」。
BSーTBSで2015年10月24日(土)18:30〜放送。

原作・脚色はジャージ・コジンスキー。
ニーチェの『ツァラトゥストラはかく語りき』を
下敷きに書かれただけに教訓?に富んだ、
コミカル・ファンタジーの傑作!

知的障害がある庭師のチャンス(ピーター・セラ―ズ)は、
ワシントンのある屋敷で、世間と隔絶して、
毎日テレビだけを見て、子供の頃から住み込みで働いていた。

ところが、屋敷の主の死により
管財人から外の世界に放り出されてしまう。
彼は町を出て、さ迷い歩いているうちに、高級車と
接触し負傷する。乗っていた貴婦人の
イブ・ランド(シャーリー・マクレーン)に
手当てを受けるように請われて、彼女の家へ。

名前を問われて「庭師のチャンスです」と言ったのだが、
滑舌が悪かったので、
彼女は「チョンシー・ガーディナー」と聞き間違える。

彼女の夫は経済界の大立物の
ベンジャミン・ランド(メルビン・ダグラス)。
ランドは高齢で健康状態もすぐれなかったが、
チャンスと話すうちに、彼はチャンスを事業に失敗して
家財を失った実業家であると勘違いする。

チャンスの単なる庭の手入れや植物の生長の話を
「経済畑」の話と曲解し、不況下にある米国を立て直す
暗喩であると考えて大統領・経済人に彼を紹介する。

経歴不詳のチャンスは周囲の注目を
集めテレビ出演までするようになり、国民的な人気を得る。

医師ロバート (リチャード・ダイサート ) は
チャンスの純真無垢な精神に奇妙な不整合さを感じつつも、
エヴァとともにその人間的魅力に惹かれる。

チャンスが庭師の経験から話す言葉は
“賢者の知恵”だったのですね。
風刺と奇想をタペストリーのように織りなす物語。
ラストシーンが印象に残る私の好きな映画です。

監督はハル・アシュビー 、1979年(昭和54年)制作。
ピーター・セラ―ズは
ゴールデン・グローブ主演男優賞を受賞。



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生き様

yinanさん

SOYOKAZEさん、
おっしゃるように、チャンスの自然に対する気持ちはは
優しさですね。
チャンスの子供のよう純真な気持ちには
”欲”と言う、言葉はありません。あるがままに生きること。
だから、欲塗れの私達がこの映画をみて癒されるのでしょう。

YUHUA38さん、
チャンスはただ、あるがままに生きています。
チャップリンや寅さんのように、"Going my way"ですね。
凡人の我々には難しい生き方です。
それでも、いろいろな悩みを抱えながら、
生きていかなければなりません。
本作を観て、ホッとするのは無い物ねだりだからでしょう。

2015/10/25 11:01:13

チャンス好きです♪

さん

こんにちは。
ファンタジー系大好きなので、「チャンス」のような映画は大好きです。
ちょっとチャップリンや寅さんを思わせるところがありますね。

2015/10/24 12:59:00

心温まる

さん

yinanさん おはようございます。

観ていたら、心が温まるような映画のようですね。
無垢な魂を持った、知的障碍者。
その言葉を、比喩と勘違いする実業家。
その辺りの食い違いも面白そうです。

植物を愛し、土と触れ合うガーデナーの生活は意外と万物共通の知恵があるのかもしれませんね?

2015/10/24 08:44:28

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