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映画が一番!

シャーリー&ヒンダ ウォール街を出禁になった2人 

2015年10月22日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドキュメンタリー

映画ファンの皆さん、今晩は〜!

今日の映画紹介は上映中の
「シャーリー&ヒンダ ウォール街を出禁になった2人」。

92歳のシャーリーと86歳のヒンダが
自分たちだけの力で「経済成長」についての答えを探す姿を
描いたドキュメンタリー作品。

ドキュメンタリーですから、
2人の地のままのやんちゃぶりが面白い。
ノルウェーのドキュメンタリー監督として知られる
ホバルト・ブストネスが偶然、YouTubeで
「RAGING GRANNIES」という活動組織の動画を見て
シャーリーとヒンダのエネルギーに圧倒されて
この映画を撮ろうと決めたそうです。

キャッチコピーは
”あなたの世界を変えるドキュメンタリー”。

アメリカ・シアトルの片田舎に住む
シャーリーとヒンダは30年来の大親友。

YouTubeでたまたま見た、
ロバート・F・ケネディの数字ばかり追い求める
アメリカ経済のあり方について
疑問を投げかけた演説を聞いた2人は
「経済成長」に興味を持つ。

”経済成長のためには、どんどん買物をしろと言うけど”
”物が増えて幸せ?”
”どうすればいいか分からない。”
”それしか言えないの?”と

凝り性のヒンダと好奇心の塊のシャーリーは
”今やらなきゃ、死んじゃうでしょ!?”と

”グーグルで検索してみるわ”
”大学の先生なら教えてくれるはず”と
電動車椅子に乗り、大学の授業へ。

「経済成長」について、電話をかけまくる。
”世界銀行です、ご用件は?”
”経済成長に詳しい方と…”
”メールで問い合わせを”
”人間と話す事はできない?”
”トップの人達がいる所へ行かなくちゃダメね”
”あなた一人で行かせられないわ”
と、ウォール街に押し掛け、経済について聞きまくる。

”人生に、遅すぎるなんてない!”なんて、
満足に歩けない二人がヨタヨタしながらも
「経済」について学んでいく姿勢には圧倒されました。

阿部首相が「強い経済」と称して、
経済再生に向けて国内総生産(GDP)を増やす方針を
打ち出していますが、この映画を観て思いましたね。
永遠に続く成長なんてあるわけがない、
地球の資源がなくなれば、終わりなんだと。



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