じゃばのひまつぶし

シドニー、夫婦あたふた旅?−バスは難しい? 

2015年10月18日 ナビトモブログ記事
テーマ:旅行

 最寄りの電車駅からバスで家まで行ってみることにした。息子がバスは難しいからタクシーの方がいいと言う。駅前のタクシーはターバンを巻いたインド人のような運転手のエスティマが出た後で客待ちの車もない。

 こちらのバスネットワークの情報は素晴らしく、パソコンで時刻やルート、駅から何個目の停留所かは調べていたので、あまり気にせずにバスに乗ることにした。

 乗る時に運転手に最寄りの停留所の名前を言うと、“I don’t know”と聞こえた。もう一度聞いたが、“I don’t know where it is”(そんなとこ知らん)と聞こえた。バス停を知らんはずないし、やはり通じないのかなあ?

 バスの路線番号は合っているはずなので、とりあえずそのまま乗る。乗客は数名。停留所の数を頼りにしようとしたが、乗り降りする乗客がいないためにどんどん通過するし、日本と違い次の停留所のアナウンスがないので、いくつめの停留所かもわからず焦った(乗り越しても大した距離ではないが)。

 朝の犬の散歩時に目印のゴルフ場を見ておいたので、それが見えたら降りようと思っていたら、幸い若い女性が降りたので、一緒に下車。市内と違い、郊外の小さなバス停留所はベンチがあるだけ。我々が降りたところはベンチもない。

 
 翌日、反対方向の町にある大きなショッピングセンターにいくために同じ停留所に行く。ベンチもない所だったが、手をあげたら止まった。車内のアナウンスはないが今度は終点なのでやや気楽。降りる際に“○○ Shopping Center?”と聞いたが、”Anyway,○○”(とにかく○○だ)と返事。

 返事の内容から、こちらの言うことは通じる様子なので、「昨日の運転手はバス停の名前を知らないの?」と思ったが、独断と偏見で考えると、バスの運転手はオージーとは限らず、移民かもしれないし、郊外の地域では自分の走る路線だけ知っていればいいから、途中の停留所の名前など知る必要もない。乗客も地元の人だからアナウンスがなくてもわかる。これが当たり前なんだろうと納得。

 郊外の住宅街を巡りながら走るバスからの眺めはきれいな風景のようで、また中学生みたいな少年たちがスケボーを持って乗ったり、おばあさんが買い物袋を手にして乗り降りするのを見るのも生活の匂いが感じられて楽しい。

 2,3日後で市内のメインストリートでもバスに乗る。停留所はさすがに屋根つきでわかりやすいが、やはりアナウンスはない。停留所の名前は小さくて読みにくいので、スマホのマップを頼りにエイヤと降りる。スマホの通信料が上がるはず・・・

 広大なこの国ではアナウンス設備をつけるには乗客が少ないと費用が引き合わないのだろうが、観光客向けにせめて市内のバスにはアナウンスがほしい。おのぼりさんのオージーもいるだろうに。

 タクシーの運転手には外人が多いと思うが、カーナビがあるから紙に行先を書いて渡せば問題ないのだろう。息子が言うようにバスよりタクシーの方が楽かもしれない。

*写真左:近くのバス停のベンチ。反対側のバス停は車のあたり、ベンチもない。右:それでもちゃんとバスは走っている。



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バスは少しスリル

じゃばさん

エミリアさん、コメントありがとうございます。
観光も好きですが、生活感を味わうのも好きなのでバスは楽しめました。電車よりも少しスリルがありますが。

2015/10/18 18:08:35

バス

さん

楽しい旅の様子が伝わってきます〜 ありがとう☆
ご心配された息子さんの気持ちも分かりますが
私はタクシーにしなくてよかったと思う(笑)
タクシーは間違えは無いけど旅に冒険はつきもの。
書かれてる通りバスは電車よりも生活感があるので
ふと 住んでるような気分になれて楽しい〜♪
懲りちゃいました? 「(笑)

2015/10/18 09:39:16

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