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又吉『火花』でも救えぬ出版界の危機 

2015年08月27日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



出版界、アマゾンの軍門に下り、取次店、書店は消えている

出版界に「アマゾンショツク」が走った
アマゾン・ドット・コムが、日本の中堅出版社(ダイヤモンド他5社)の書籍の一部を期間限定で値引き販売と発表
書籍の卸問屋の出版取次と、大手書店は怒り心頭
芥川賞を受賞した『火花』の売れ行きが200万部を突破したが、書籍の売り上げは年々減少
FACTA9月号記事参考&勉強(興味有る方は購入をお勧めします)










出版界(ネットより引用)

アマゾンショック&出版取次業界4位の栗田出版販売が倒産
「出版流通の扇の要」が陥落し、連鎖倒産の懸念が早くも顕在化
教育書・児童書などを手がける国土社は、栗田倒産が一つの引き金となって倒産しました

出版界市場の4割が消失
書籍・雑誌の実売総額は、ピーク時約2兆7千億円、昨年は1兆7千億円(6割)です
本も雑誌も売れないので、書店経営が苦しく「本屋さん」も減少の一途
2万店を超えていた全国書店数は、現在1万3千店位です

取次の「帳合合戦」も激化
大阪屋、栗田、大洋社といった中堅取次の帳合は、日販、トーハンに次々に奪われた
全国帳合書店の4分の3が、日販、トーハンが分け合うかたちです

アマゾンは急速に売上高を伸ばしている
日本でのアマゾンの物販総売上局は、約1兆円位です
書籍・雑誌の売り上げは、書店売上高日本一の紀伊國屋(約1千億円)を大きく上回っています
アマゾンは、今年4月にKADOKAWAと書籍・雑誌の直接取引にこぎつけた
出版社とり、数を売るアマゾンとの関係は深めたいが、取次店との関係も続けたい
大手取次ぎの力を考えると、出版社は、アマゾンとの直接取引には踏み切れない

アマゾンに対する大手取次、書店
既得権化した、高正味定価販売の再販制度
既得権化した、売れ残った書籍・雑誌を返品できると委託販売制度
硬直的な制度運営に関しては見直しが加えられるべきだろう

大手取次も大手書店もアマゾンも値引き販売については検討中
再販制度、委託販売制度とともに、大きな問題は、書籍・雑誌の卸価格(正味)です
大手・老舗出版社の正味は70%前後、仕入れが8%程度のマージンを乗せて書店に卸す
書店の租利は25%にも満たない

都心に立地する書店は、赤字すれすれの水準
取次各社は、大手出版社に対し正味引き下げを打診しているが、改善無し
高正味は、大手・老舗出版社の既得権で、出版流通システムを支える書店経営を苦しめている
出版社は、自分で自分の首を絞めている構図だが、正味引き下げは呑めない
取次、書店、出版社、三者三様の修羅場がいよいよ迫る

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