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平成の虚無僧一路の日記

「日本のいちばん長い日」昭和20年8月14日 

2015年08月26日 外部ブログ記事
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映画 『日本のいちばん長い日』 観てきました。観客はわずか30名ほど。
それも70歳以上の高齢者ばかり。若者にもこういう映画を観てもらいたいのに、
ダメかね。
 
私の叔父、牧原源一郎は、運輸大臣「小日山直登」の秘書官だったので、
『小日山直登氏を偲ぶ』という本を出して、当時のことを書き残しています。
 
「8月14日は 午前10時から閣議が開かれる予定なので、各大臣は
総理官邸に集まっていた。そこへ、「全員そ即刻参内せよ。平服でも
苦しからず」と。豊田軍需大臣、太田文部大臣は開襟シャツだったので、
「いくらなんでも、陛下の午前にこのままで出ることはできない。君のを
貸せ」というので、私は早速脱いで、ワイシャツとネクタイを差し上げた。
両大臣は、それを着けて参内された。
 
そのため、私は一足遅れて宮内省裏玄関に駈け付け、そこで待機していた。
しばらくして、皇族方を始め重臣閣僚が大勢戻って来られた。皆、真っ赤な
顔に涙が光っていた。実にこの時、ご聖断が下り、陛下のお諭しがあったの
である。
 
(中略)

 
夜になって、そのことが過激派青年将校の側に洩れたので大変なことになった。
「腰抜け重臣閣僚を屠れ。神州不滅、最後の一兵まで戦え」というようなビラを
撒き、決起した。私はなんとしても大臣を護らねばと、白鞘の短刀を握りしめ、
「もしもの時は、私がこれを振り回して防ぎますので、その隙に逃げてください」
と大真面目でいうと、小日山大臣は笑って、「そんなもので防げると思うのか」と、
泰然としておられた。

 
 

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