メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

日々是好日

少し道草 

2015年08月24日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 変調する世界経済の行くへ


 NYのダウ平均株価はこの一週間で1,17ドル下げ、一週間での下げ幅は2008年のリーマン・ショック以来のものとなっている。米国経済は緩やかに回復しつつあるものの、このところの中国経済の異変、原油価格の更なる低下、ドル高等に原因があるものと考えられる。世界は同時株安に突入、日本も埒外ではない。特に日本にとっては油化下落はプラスに働くが、中国の経済の異変は大きな不安要因となっている。また、隣国である、朝鮮半島の政治不安も株価の重しになっている。

 中国経済の失速については以前から懸念されてきた。上海株式市場の異常な高騰から急速な下落、政府の介入の失敗等は株式市場のプレーヤーが基本的には中国国民であり、社会不安を惹起する心配要因である。社会不安といえば、相次ぎ爆発が起こる中国の科学関連施設とその惨状は無視できない。2015年4月、福建省、6月には江蘇省、そして8月12日の天津市での大爆発、22日には山東省の化学工場が爆発した。国民の健康、環境への影響など、大量の化学物質飛散はそのこと自体が社会不安の原因となるが、中国当局は情報をコントロールし、真実が伝えられていない。以前から中国各地で暴動や、社会不安が蔓延する中、このような事件は単に工場の管理体制の問題だけではないかも知れない。

 自国の正常な経済運営にも拘らず、グローバル経済の宿命は中国のように巨大な経済規模を有する国の変調により、残念ながら全ての経済に大きな影響を受けざるを得ないことを意味している。株式市場の乱高下はともかく、リスク管理の観点からは、個人にしても、国家にしても万全を期したいものである。

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR







掲載されている画像

    もっと見る

上部へ