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平成の虚無僧一路の日記

「田宮二郎」は殺された? 

2015年07月31日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



週間新潮の中吊り広告に「田宮二郎」の名が。
ドラマ『白い巨塔』や 『クイズタイムショック』の司会で人気絶頂にあった
二枚目俳優の「田宮二郎」が亡くなったのは ’78年12月28日のこと。
43歳。“猟銃による自殺”という発表は、世間に大きな衝撃を与えた。
私も鮮明に記憶している。というのは、前年の10月に、千代田生命と
1億5千万の生命保険契約を結んでいたからだ。躁うつ病で苦しんでいて、
その半年前の3月に、精神科医の斎藤茂太から躁鬱病と診断された。
そして、安田生命とも1億5千万の保険契約を締結していた。
千代田と合わせて3億円。当時としては最高加入限度額。
「躁うつ病」と診断されたことを隠しての契約だから「告知義務違反」で
契約は無効となる。また2年以内の自殺だから保険会社の免責で、
どちらにしても保険金は支払われないはず・・だったが、なぜか
安田生命は全額を支払った。それで千代田も払う羽目になった。
このことが「有名人だから払うのか」とマスコミを騒がすこととなった。
当時の千代田としての苦しい答弁は「躁うつ病と診断されたのは、
保険契約の後、精神病者の自殺率は高く、精神病による自殺だから、
死亡原因は精神病による死。よって病死である」と。
 
ま、これ以降、精神病の人、ノイローゼ、躁うつ病も生命保険には
はいれない、契約不可となった。
さて、その田宮二郎の死因だが、「M資金に手を出し、脅迫されていた」
しかし、死の前日まで明るく、普通にふるまい、自殺の兆候(意思)は
無かった。また、第一発見者の付き人の証言では、発見したとき、
猟銃は抱えておらず、足元の方にあった。それまで、猟銃は奥さん
に取り上げられ、隠されていて、本人も「どこにあるか知らない」と
言っていた。などから、田宮二郎は自殺ではなく、何者かに殺された
という説が浮上してきた。自殺ではなく、他殺、殺されたのなら、
たとえ躁鬱病であったとしても保険金はおりる。
追記、田宮二郎の息子で俳優の「田宮五郎」も昨年47歳の若さで
死んでいる。死因は不明とのこと。

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