メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

じいやんの日記

電車マナー 

2015年06月01日 ナビトモブログ記事
テーマ:日記

先日、東京・銀座での宴会に出席した。
自宅を15時過ぎに出発し、私鉄とJRを乗り継いで東京駅についてのですが、今年から常磐線が品川まで行くことになったので、一回乗換が少なくなった。
時間的には5分から10分の短縮ですが、乗換負荷がなくなるのが最も効果的でした。
現住所に移り変わってから、30年以上になりますが、その間に色々通勤電車環境が変わり随分環境が良くなったと思います。
冗談で「痛勤電車」だったのが少し楽になりました。
しかし、一般客にとって本当に利用しやすいほどではありません。
「電車内ベビーカー」問題も残っています。
国土交通省が定めた基本ルールや「ベビーカーマーク」の理解が広がっていない、という事をご存知ですか?
個人的には、そりゃ「理解」は難しいですよ。
勝手な言い方ですが、ベビーカー1台ぶんのスペースであと4、5人は確実に乗ることができるはずだから。
その電車を乗り逃したとすれば遅刻確定、という人がいたとして、叱責ないしは評価・査定が下がる可能性が出てくるということは、その当人にとってはベビーカーが「迷惑」以上の存在になり得る。
それだけでなく、大事なプレゼンや試験にギリギリで向かうケースや、複数の乗り換えがあって時間通りに到着することが求められるなど、何事につけ「オンタイム」が求められる通勤・通学者は交通機関に乗るということそのものでストレスに晒されている。
となると、ラッシュ時のベビーカー乗車は、「自分が電車に乗り過ごすかもしれない」というリスク以外の何物でもないだろう。
個人的にこの「電車内ベビーカー」問題は、子育てへの理解不足が原因なのではなく、混雑状態の車内に広いスペースが必要となるベビーカーを乗車させなければいけない「状況」に無理があるのでは、と感じる。誤解を恐れずに書くならば、その女性あるいは男性が子どもを一緒に連れて、ベビーカーで200%前後の乗車率の電車に乗らなければいけない必然性がある事とは一体何なのか。
お仕事ならばフレックスや在宅ではムリなのだろうかとか、通院ならばむしろ病状が悪化しないのだろうか、とか考えてしまう。
これは、そもそもの話として、「なぜ皆がぎゅうぎゅう詰めになった電車に乗らなければいけないのか」といった都市部の交通網の問題でもあるし、「なぜ同じ時間に会社へと通わなければいけないのか」といった労働問題でもある。
もし、多様な勤務体系が認められたとしても、周囲の同調圧力が強くて充分に機能しないということならば、日本人の習性の問題ということになってしまう。
いずれにしても、「電車内ベビーカー」問題を「女性への無理解」と捉えて、他者への寛容を求めていくことが根本的な解決に結びつくとは考えにくい。「子育て」といった狭い枠組みで捉えているうちは、堂々巡りが続いて無理解の溝が深まりかねない。
交通機関の混雑が緩和されて、間接的にベビーカーと一緒に乗ることが問題視されなくなる可能性を追求して欲しいと思ってます。
子供が安心して乗れる電車が欲しい!



拍手する


コメントをするにはログインが必要です

車内事情

さん

時間帯の乗車にも問題ありますが、日本の車体構造も
それに合わせた構造ではありません。
先日も、特急列車の狭い通路をベビーカー押しているパパ・ママがいました。
二人なのですから子供は抱いてベビーカーはたたむべきです。
簡単に考え付く行動が出来ない若いパパ・ママが多いです。

2015/06/02 23:18:56

PR







上部へ