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平成の虚無僧一路の日記

11/27. 28  虚無僧 32. 33日目 

2010年11月29日 外部ブログ記事
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11/27(土)は、栄の錦三(錦3丁目) に出てみた。
ぐるぐる廻って、最後「宗春ポスト」の前に立つ。
つい一週間前に据え置かれた「宗春公」の像。
翌日に見に来た時には、もう「宗春公」の手に
持つ長いキセルが、無くなっていた。心無い者の
いたずらで 持ち去られたか、「禁煙運動」の
高まりで除去されたか。嘆かわしい。

金色のポストが目を引き、立ち止まる人もいる。
私が、キセルの件も含めて「説明役」を務める。

「宗春公」のお力を借りて、いろいろな方に出会えた。

まず、「徳川家康公!?」のそっくりさん。なんと
黒澤明の『乱』で 徳川家康役を演じた「油井
昌由樹」さん。東京からみえたとのこと。

そして、大阪からのご婦人は、「尺八の中村明一、
小林一城を知っている」とのことで、話がはずんだ。

さらに、先日 講演させていただいた、○○会社の
社長様も。

一時、リーマンショックで閑古鳥が鳴いていたが、
「喉元過ぎれば」で、名古屋の底力はすごい。
最近は、錦三も賑わっている。その大半は若者だ。
今年の流行は、ミニパンとミニスカート。寒風に
太ももをさらして闊歩する「名古屋嬢」に、
観光客の一人が「名古屋に来て、みやげ話は、
ミニスカートと、虚無僧だ」と。そんな声が チラリと
聞こえた。


11/28(日)は、名古屋駅。行楽の行き帰り客で
すごい人。立っていられないから、流れに乗って
さまよい歩く。3万人くらいの人とすれ違った
だろうか。しかし、人混みに紛れた虚無僧に、
気づいてくれた人は3千人くらいか。

こうして、多くの人に、見知ってもらうことが、
まず一歩。


「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。

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