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映画が一番!

喜びも悲しみも幾歳月 

2015年04月13日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

ニュースは地方選挙の当選発表ばかりですが、
皆さん、自分が投票した人の結果はいかがでしたか。
投票率が低いのは気になりますね。

今日の映画紹介は「喜びも悲しみも幾歳月」。
BSプレミアムで2015年4月13日(月)13:00〜放送。

タイトルがいいですね。
この歳になると自分の人生を振り返っても実感出来ます。
映画の内容は忘れていても、
若山彰が歌う主題歌は覚えています。
♪♪俺(おい)ら岬の 灯台守は
  妻と二人で 沖行く船の
  無事を祈って 灯(ひ)をかざす
  灯をかざす♪♪

激動の昭和初期を背景に木下恵介監督が
灯台守夫婦の25年間を描いた映画。

上海事変が勃発した昭和7年。
新婚早々の若い燈台員・有沢四郎(佐田啓二)と
きよ子(高峰秀子)は、
神奈川の観音崎燈台に赴任する。

日本が国際連盟を脱退した年には、
四郎たちは北海道の石狩燈台へ転任になった。
そこできよ子は長女・雪野(有沢正子)を生み、
二年後に長男・光太郎(中村嘉葎雄)を生む。

昭和12年には波風荒い五島列島の女島燈台に転勤になる。
(2006年(平成18年)、この灯台が最後の
有人灯台となり以後、日本では有人の灯台は無くなる)。

北海道から九州まで日本各地の灯台を
転々と転勤して、子供の誕生、空襲、終戦、長女の上京、
そして息子の死と、時は流れる。

”一生って、無事に通ることはないさ”
”750も灯台があるんだもの、
いろいろな悲しみがあるのね”。

人生の喜びや苦しみ、悲しみを乗り越えて、
初老を迎えた二人はかっての赴任先の
御前崎灯台に戻って来て、外国へ旅立つ新婚の
娘夫婦を乗る客船を見送るのだった。

二人の生き様もさることながら、
全国15ヵ所のおよぶ日本縦断ロケによる
四季おりおり風景に時代の背景に当時の生活が
よく判り、ノスタルジアにかられます。

因みにこの年(1957年(昭和32年))の
出来事を見て見ると、
@ラジオ放送「赤胴鈴之助」が放送。
吉永小百合はこの放送でデビュー。
私もラジオの前でこの放送を楽しんでいました。

Aこの映画の主役・佐田啓二(31歳)が
3歳年下の杉戸益子さんと結婚。
この二人の子供が、中井貴恵、中井貴一。

B東芝が21吋のカラーテレビの試作に成功。



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会者定離

yinanさん

Reiさん、

古い映画というか、最近はCG全盛の時代なので
実際にロケをして、CGを使っていない映画ですから、
何も無い時代に懸命に生きる灯台守の生活が
活き活きと描かれているのに感動しますね。

登場人物の履く下駄とカラコロという音が懐かしかったです。
私の子供時代は下駄でしたから。

SOYOKAZEさん、

高峰秀子さん、派手さは無いですが
楚々とした美しさはいいですね。

灯台守は時代の流れで無人化されました。
時代と共に私達の生活も変わっていきますが
庶民の日々の暮らしは相変わらず続きます。

その暮らしは「喜びと悲しみ」との狭間で
永遠に営まれています。
この映画でも、二人が新婚の雪野と進吾が
乗る船を霧笛が鳴る中、見送るシーンは泣けました。

”娘を立派に育てあげて本当によかった。
灯台職員を続けていて本当によかった。”と
つぶやく場面では親の気持ちが痛いほど判ります。
いつか世代交代は訪れると解っていても。

2015/04/14 08:45:31

当時3歳

さん

写真を見て高峰秀子とは気づきませんでした。
綺麗ですね〜

小学校の遠足で「観音崎灯台」に行きましたよ。
人生は喜びと悲しみの連続です。
渦中にある時は、辛い事も多かったけれど、過ぎ去ってみれば、それらがあって、今の私があります。

息子も、去年結婚して、夫婦として船出しました。
色んなことがあるでしょう。
二人で豊かに育って欲しいと、離れて見守っています。

2015/04/13 07:59:13

古い映画

Reiさん

日本の古い映画には、しみじみとした味わいがありますね。

1957年には、色々な事があったのですね…
知りませんでした。自分の生まれた年なのに(^_^;)

2015/04/13 07:28:47

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