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平成の虚無僧一路の日記

松本清張が明らかにした「帝銀事件」の真相 

2015年02月22日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



森村誠一の「人間の証明」は、戦後パンパンだったことが
バレるのを怖れて、訪ねてきた黒人とのハーフの子を殺す。
松本清張の「ゼロの焦点」も同じ動機で、過去を知る女性を
殺す。テーマは似ている。森村誠一は松本清張を意識して
社会派の小説家を目指したようだ。
その松本清張は「戦後の黒い霧」で、戦後史の闇の解明に
挑んだ。そして1959年に発表した『小説帝銀事件』ですでに
731部隊の存在を明らかにしている。
帝銀事件は、1948年(昭和23年)1月26日に東京都豊島区の
帝国銀行椎名町支店で発生した毒物殺人事件。私は同年2月4日
の生まれなので「誕生日当日の新聞」は、一面「帝銀事件」。
それで無関心ではいられない。
犯人として逮捕されたのがテンペラ画家の平沢貞通。
松本清張によれば、警察は、毒物の扱いに熟知していた
731部隊の隊員が犯人とにらんでいたが、GHQからの
圧力で、731部隊の調査は突然止められた。
そして強引な理屈をつけて逮捕されたのが平沢貞通。
平沢を自白に追い込んだのは、吉展ちゃん誘拐事件などで
名を馳せる伝説の刑事、平塚八兵衛。
平沢は毒物の知識など無く、その入手経路も不明のまま
犯人に仕立てられ、死刑判決となった。
帝銀事件では、青酸化合物を2回に分けて飲ますなど、その
毒物の致死量を熟知したものでなければ起こせない犯行。
使われた毒物も器具も731部隊の物とまで明らかになりながら
GHQの命令で捜査が中断された。アメリカが、731部隊の存在を
ひた隠しにしようとしたことが明らか。つまり、アメリカは731部隊が
人体実験で得たデータをに手にすることにより、その罪を反故にする
密約を交わしていたという。
 
松本清張はそこまで、事件の真相を積み上げながら、これを
「小説・帝銀事件」。つまりフィクションの小説として発表した。
そうせざるを得ない圧力があったのだろう。
 

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