メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

映画が一番!

暴力脱獄 

2015年02月22日 ナビトモブログ記事
テーマ:アクション・アドベンチャー

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介はアカデミー受賞作品特集の「暴力脱獄」。
BSプレミアムで2015年2月24日(火)13:00〜放送。
去年、紹介しているので再掲です。

原作はドン・ピアースの
同名の小説(原題:Cool Hand Luke/1965年)。
ピアースは過去にフロリダの
刑務所に収監された経験があり、
その時の体験をモチーフにした小説。

「ハスラー」同様に好きな映画です。
彼の青い目に魅惑的な笑顔は心に残ります。
特に、彼が最期に見せた、とぴっきりの笑顔!
汗が飛び散り男くさい、男性必見の映画です。

キャッチコピーは
”意思の疎通が欠けてたようだ”
(What we've got here is failure to communicate)
ポスターも現代的で洒落ています。

ルーク(ポール・ニューマン)は酔っ払って
路上のパーキングメーターをぶっ壊して、収監される。

収容所の所長(ストロザー・マーチン)は自分を
「キャプテン」と呼ばせて、看守達は自分達を
囚人達から「ボス」と呼ばせ、炎天下に
雑草を刈り溝を掘るという重労働に従事させる。

彼の新入りらしからぬ図々しくて、
要領のいい態度は仲間の反感を買う。
とくにボスのドラグライン(ジョージ・ケネディ)は
気に入らなかった。そのうち、2人は命をかけての
殴り合う、このボクシング・シーンは、
1時間内で、ゆで卵を50個食べるシーンとともに
見せ場となっています。

ルークは刑務所暮らしの過酷な労働」に耐え、
出所の日を待っていた。
そんな彼に母親の死を知らせる手紙が届く。
こんな時にも所長は脱走を懸念し
彼を懲罰小屋へ閉じ込めてしまう。

この仕打ちにルークは、とうとうキレる。
これ以降、彼は脱走を繰り返すようになる。
失敗しては連れ戻され、課される罰は厳しくなっていくが、
それでも脱走を止めない。

権力に対して反抗を繰り返す男の映画ですね。
彼に面会に来た母親に
”努力した、自由に堂々と生きようとした。
 でも何か窮屈で”と言っているように、
彼は自分の人生に鬱々とした不満を持っていて、
それを権力にぶつけていたように思えます。

邦題の「暴力脱走」よりは、
原題の「Cool Hand Luke」を私だったら、
そのまま訳して「クールなルーク」に
した方がいいように思えました。

「Cool Habd」の由来は、ポーカーで
手が悪いのに“ブラフ”で勝ち、
”良い札が無くても“いい手”("cool hand")なんだ”と
高言し以後彼は"Cool Hand Luke"と呼ばれるようになる。

劇中、ポールがバンジョー?を弾きながら歌う、
「Plastic Jesus」は泣けますね。

I don't care if it rains or freezes
Long as I got my plastic Jesus
Ridin' on the dashboard of my car

1967年(昭和47年)制作。
監督はスチュアート・ローゼンバーグ。
音楽がラロ・シフリンなのでいいですね。
ドラグラインを演じたジョージ・ケネディは、
1967年度のアカデミー助演男優賞を受賞。

P.S
今日(22日)BS日テレで20:00〜「グース」が
放映されます。これも面白いですよ。



拍手する


コメントをするにはログインが必要です

PR





上部へ