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平成の虚無僧一路の日記

ミュージカルを観て 

2015年02月22日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



Rさんからチケットをいただいて、ミュージカル「The Light
in the Piazza」を観てきました。名古屋市文化振興事業団の
企画公演。原作はエリザベス・スペンサー。2005年に 米
リンカーンセンターで初演されて各部門の賞を総ナメ。
ストーリーは、イタリアのフイレツェに母と旅行にきた娘
クララが、イタリア人の青年ファブリッツィオと恋に落ちる。
そして結婚話にまで進展するのだが、式の前日、彼女には
脳に障害があり、幼いまま成長が止まっていて、一見
純真爛漫で可愛くみえていたが、実は26歳、青年より
6歳も年上。名前を書くにも幼稚な字、パニック症候もあると
判る。青年の父親もクララの父も結婚に反対するが、
母親の懸命な説得で、晴れて結婚式で the End。
 
「障害者にも理解を」というテーマのようだが、難しい問題だ。
まさに「結婚はハッピーエンド(幸せはそこまでで終わり)」。
旅先で知り合って、人目惚れして恋に落ち、結婚。もっとも
離婚率が高いパターン。
ストーリの中でも、フィレンツェは母にとっては 新婚旅行の
思い出の地だったが、すでに夫との愛は冷えきっている。
ファブリッツィオの兄夫婦もそろそろ愛に亀裂がはいっている
ことが示される。
 
まして、心が幼いままの26歳、家事をこなす能力もない上に
パニック症候では、結婚してから先が思いやられる。
そこから先のドロドロとした愛憎をどう乗り越えていくかが
重大なテーマだと思うのだが、めでたく結婚で幕が下り、
万雷の拍手。涙を流す若い女性も。
チケット4,500円。1,500席で5回公演。7千人以上の
集客。
私とは異次元の世界。いろいろ考えさせられた日でした。
 

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