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ミスティック・リバー 

2015年01月14日 ナビトモブログ記事
テーマ:サスペンス・ミステリー・ホラー

映画ファンの皆さん、おはようございます!
今日の映画紹介は『ミスティック・リバー』。
BSプレミアムで2015年1月14日(水)13:00〜放送。
2004年1月に観た時の感想文です。
以前、紹介しているので再掲です。

去年(2003年)、デニス・ルヘインの原作を読んで
ストーリーの複雑さに苦労したので、
早速、映画館へ出かけました。
やはり、、映画を見てもわかりづらく、
原作を読んでいたので、なんとか理解できました。
(”mystic”のタイトル通り、”不可解でした。)
この紹介を読んで見ればすぐ理解できますよ。
(ネタバレも有りますけどね。)

ある過去を背負い大人になった3人の幼なじみ。
今では疎遠になっていた彼らを、
ある殺人事件が再び結びつける…。

一人は被害者の父親として。
一人は事件を捜査する刑事として。
一人は容疑者として――。

心の傷を抱えて大人になった少年たちの
複雑な心理描写を交えて、悲劇のクライマックスへ。

この映画の監督はクリント・イーストウッド。
監督として24本目のこの映画は、
今年度アカデミー賞最有力候補と言われている。

ショーン・ペン、ケヴィン・ベーコン、
ティム・ロビンスといった玄人好みの名優の熱演が
ミステリー+人間ドラマとなっています。

ボストン、イーストバッキンガム。
まだ11歳だったジョー、ショーン、デイヴの3人は、
いつものように路上で遊んでいた。
その時、警官を装った男二人組に声をかけられ、
デイヴだけが車で連れ去られる。
デイヴが戻ってきたのは4日後。
男二人に監禁されたデイヴは、狭い穴倉のなかで
性的虐待を受けていたのだった。
(映画だけだと、このあたりの展開が
 抽象的でわかりにくい。)

その日を境に、3人の少年時代と友情は幕を閉じた。
それから25年後。大人になった彼ら3人は、
同じ街で暮らしながらも、今では交流もなくなっていた。

前科者だが、更生して街の雑貨店の店主になっている
ジョー(ショーン・ペン)。
殺人課刑事として活躍しているショーン(ケヴィン・ベーコン)。
幼い頃の傷を抱えながらも、何とか一人息子と
妻セレステ(マーシャ・ゲイ・ハーデ ン)と
共に生きているデイヴ(ティム・ロビンス)。
そんな彼らを再び結びつけたのは、ジョーの
愛娘ケイティ(エミー・ロッサム)が惨殺されるという
悲惨な事件だった。

「もしあの時、車に乗ったのが自分だったら…」、
「自分でなく、他の人だったら…」。
主人公たちが口にするセリフが、
11歳で人生が終わってしまったデイヴの深い傷と、
負い目を背負ったショーンとジョーの
苦悩を私たちに考えさせますね。

人生にはたくさんの“…・たら”、“…・れば”、
“もし”があります。
そうです。その時、その時のたくさんの可能性の
中の一つが私達の人生の結果なのですよね。

 P.S
この年のアカデミー賞で、監督賞は
『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』の
ピーター・ジャクソンで、イーストウッドは
取れませんでした。
でも、主演男優賞(ショーン・ペン)、
助演男優賞(ティム・ロビンス)の二人は受賞。



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もし、あの時

yinanさん

SOYOKAZEさん、今晩は〜!

人生は右へ行くか、左へ行くか、
その時の決断で自分の運命が決まります。
「人間万事塞翁が馬」ですから、
その時の判断がベストかどうか判らないから
生きることが面白い?

そうですね、過去はもう、戻って来ないし、
未来は判らないから、結局、
今を一生懸命に生きるしかないですね。

2015/01/15 21:05:39

深くて重い

さん

長い人生の中で、あの時、もし・・だったらは幾つもあって、その分岐点で人生そのものも変って来るのでしょうね?

今は、過去を振り返って「あの時、もし・・」と思っても帰ることはできないから「今度生まれたら」と思っています。

2015/01/14 13:06:30

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