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「こやんぴ」のぶらりお散歩ブログ
志摩・奈良旅行記 その5
2014年12月29日
テーマ:国内旅行・ウォーキング
21日の朝、やけに明るい・・・
明るいはずです、もう8時。とんだ朝寝坊をしてしまいました。
19日から20日にかけては、妻が徹夜、私も寝不足だったこと、そして、20日の晩に、シャンパンと白ワインを鯨飲したのが原因です。
さて、困りました。今日の行動予定が大幅に狂ってしまいました。
レンタカーを借りて、行きたいところを何か所か、こまめに回ろうと考えていたのですが、急遽、のんびり行程に変更。
昨日の大雨とはうって変わり、燦々と太陽の射しこむレストランで、遅めの朝食。青空には、トビがゆったりと弧を描き、鏡のような英虞湾を進む漁船の後にはレースのカーテンのような波の筋。
賢島駅から各駅停車の列車に乗り、鳥羽駅まで。
ミキモト真珠島行きは、妻にとっては、今回の旅の最大の目的。入館料(入島料?)が1,500円と結構高いのですが、割引券があり一人300円の節約になりました。
こんな寒い季節でも、海女さんの実演がありましたが、見ている方も震える中での熱演には頭が下がります。
博物館では、館員さんの丁寧なご説明を受け、真珠について様々なことを知ることができました。御木本幸吉さんの成功の影に、歯医者さんだった方の働きが大きかったことは、これまで知りませんでした。アコヤ貝に真珠の種を埋め込むための道具は、歯科で使う器具がベースになっていたんだそうです。
売店では、私の試験勉強中の妻の協力に感謝し、「清水の舞台」ほどではありませんが、「冬の鳥羽の海に、海女さんの作業を見学する場所の二階(現在は工事中で上がれませんが)」から飛び込んだつもりで、贈り物を奮発。
幸吉記念館で、幸吉夫妻の涙ぐましい努力に深く感動した後は、海女の店というふれこみの簡易食堂で、大アサリ、サザエ、カキなどをいただきました。貝尽くしですね。
妻は、「あの大アサリは、ちっとも大きくない。賢島の遊覧船乗り場近くの店で、本当の大アサリを食べたい。」などと申します。
「ええっ? これから帰って食べたら、夕食がおいしくなくなっちゃうよ。」
伊良子清白の旧居を見学した後、赤福鳥羽店で赤福を頂戴したのですから、「大アサリ再度挑戦」は無しかと思っていたのですが、帰りの電車の中でも、妻は、「大アサリ、大アサリ」とつぶやいておりました。
さすがに、時計の針は4時を回っていましたので、夕食に支障のある大アサリを漁りに行くことなく、宿に帰り着くことができ、ほっとしたkoyampiなのでした。
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