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平成の虚無僧一路の日記

「人間」とは、正しくは「社会」という意味 

2014年10月28日 外部ブログ記事
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幕末の僧「月性」の詩 『壁に題す』




 男児志を立てて郷関を出ず、
 学若し成る無くんば復還らず、
 骨を埋むる何ぞ墳墓の地を期せん、
 人間」到る処青山あり




 私の好きな詩だ。だが、最後の「人間至る所・・・・」の意味を
以前、取り違えていた。
「人間(にんげん)」は 古語辞典では 「人の住むところ。人間界」とある。
最近では「人」と 取り違えられるので 「じんかん」と読ませるように
なっているが、古語辞典にも国語辞書にも「じんかん」では載っていない。
読んで字のごとし。まさに「人の間」なのだ。
 
そしてそして「青山」とは「墓地」のこととは知らなんだ。
東京の「青山墓地」を思い起こして、なるほどと がてんしたが、
「青山」は江戸時代、郡上藩(岐阜県郡上八幡)の「青山家」の
下屋敷があったため、このあたり一帯が「青山」と呼ばれていたとか。
ここに、日本最初の公営墓地ができるのは明治になってから。
「青山」が「墓地」のこととは露知らず、偶然の一致の不思議。
呼ばれたのね。
 
というわけで「人間至るところ青山あり」は、「人の住むところには
どこにでも墓地はある」という意味。わたしゃ「青い山脈 のような
パラダイスがある」 と かってに 想像しとった。
 
ついでに、作者の「月性」は、西郷隆盛とともに 心中して死んだ僧と思って
おった。 あちらは「月照」でした。ああ 勘(間)違い。

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