メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

映画が一番!

男はつらいよ 拝啓 車寅次郎様 

2014年09月12日 ナビトモブログ記事
テーマ:コメディ

映画ファンの皆さん、今晩は〜!

007シリーズの「私を愛したスパイ」、
「ムーンレイカー」で身長2020cmの体格を
生かして、鋼鉄の歯を持つ怪物男「ジョーズ」を
演じたリチャード・キール氏が
10日に死去(74歳)とのニュース。合掌!

今日の映画紹介は「男はつらいよ 拝啓 車寅次郎様」。
BSジャパンで2014年9月13日(土)18:54〜の放送。
「男はつらいよ」シリーズ第47作目(1994年制作)。

渥美清66歳、死去の2年前の主演作。
1991年に見つかった肝臓がんがこの年に肺に転移。
医者からダメだと言われたが出演。

キャッチコピーは
”お互い好きになろうと、一生懸命思ってれば
必ずなんとかなるもんなんだ、そう思わないか、お前”。

寅さん、売れない歌手(小林幸子)と郵便局で出会い、
適当な占いで元気づける場面から始まる。

柴又に帰ってきた寅さん。
その晩、満男の話題で盛り上がる。
満男は大学を卒業後、仕方なく入社した靴会社の
営業の仕事に嫌で家族に愚痴をもらしていた。

それを聞いた寅さん、
満男にセールスのコツを教えますね。
例の名調子で、鉛筆を取り出して、

”鉛筆見るとな、お袋のことを思い出した
 しょうがねえんだ”
”お袋が鉛筆を削ってくれてな”
”削りカスが火鉢の中に入ってプーンと
 いい香りがしてな”
”その分だけ頭が良くなったような気がしてな”

そこで寅さん、満男にたたみかけますね。
”デパートに行けば60円やそこらはする品物だけど
 削ってあるからね。30円でいい”
 思わず満男はお金を出そうとしますね。

そんな中、満男の先輩で今は家業を継いでいる
川井信夫(山田雅人)から実家の長浜市の祭りを
見に来いと誘われる。さっそく出かける満男。
そこで、川井の妹・菜穂(牧瀬里穂)と出会う。

一方、寅さんは琵琶湖のほとりで宮典子(かたせ梨乃)と出会う。
撮影旅行をしていた典子は岩の上でつまずき怪我をする。
寅さん、接骨院に連れて行くが、たいしたことはなく、
二人は長浜のお祭りを見に行くが、
突然、典子の夫(平泉成)が現れ、連れ帰ってしまう。

江ノ電から旅にでる寅さん、満男との別れ際の言葉。

”ほっとしたなんて、情けないないことを言うな。
 ほっとしたなんてのは。人生をやりおえた、
 50や60の老人の言葉だ”。
”自然が美しいと思うのは、
 足を棺おけにつっこんでいる人だけだ”。

シリーズも47作目となると、登場人物も歳をとり、
気のせいか、画面で動き回るシーンが少なくなり
座っている場面が多くなっています。
いつもの明るい恋愛も悲恋で終わっています。



拍手する


コメントをするにはログインが必要です

人生の秋

yinanさん

SOYOKAZEさん、おはようございます!

物思う秋ですから、ちょっとメランコリーな気持ちになります。
「男はつらい」も最終章。

ヘルマン・ホルヘス著書の
「人生の秋」から”最上のわざ”の一節。

この世の最上のわざは何?
楽しい心で年をとり、
働きたいけれども休み、
しゃべりたいけれども黙り、 失望しそうなときに希望し、
従順に、平静に、おのれの十字架をになう。

2014/09/13 06:17:43

ちょっと寂しい

さん

>ほっとしたなんてのは。人生をやりおえた、
 50や60の老人の言葉だ”。

なんか、物悲しくなりました。
秋が来たから?

2014/09/12 18:48:57

PR







上部へ