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平成の虚無僧一路の日記
昔でも「お布施」はなかなか・・・・
2014年07月23日
テーマ:テーマ無し
昨日7/22は連休明けのせいか、人通りも少なく、夜11時まで
粘って、ようやくお二人様が続けて。これで0は免れた。
「最近は、虚無僧に喜捨してくださる方も めっきり
少なくなった」なんて、嘆いてはいけない。
狂言に『楽阿弥』というのがある。室町時代の作とも。
(私は、江戸時代の作と考えている)
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その昔、「楽阿弥」という尺八狂いがいて、時と所をかまわず
門付けして尺八を吹くものだから、村人に嫌われて、布施も
もらえない。
また「楽阿弥」は 布施がもらえないことに腹を立てて、
あちこち行って悪態をつき、人を責めるものだから、
村人たちに捕えられ、尺八のように、縄でしばられ、
矯(た)められ、炙(あぶ)られ、のこぎりで轢(ひ)かれ、
殺されてしまった。
「あの世に行っても 尺八への妄執を断ち切れずにいる。
この苦しみを救ってくれ」と、亡霊となって現れ、旅の僧に
供養を願って消えた。
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いやはや、私は「今楽阿弥」でござる。
ついでに、虚無僧の曲に「やぶからし(藪枯らし)」という
手があったそうな。
村に「門付(かどづけ=托鉢)」に行って、全然お布施が
もらえないと、虚無僧が集団で押しかけて、大勢で一斉に
ブーブー吹く。当時の虚無僧の尺八は、長さも音程もまちまち
だから不響和音もひどいところ。「藪(やぶ)も枯れるような
騒音」ということ。しかたなく、村人が米なり金銭を差し出す。
そこで、村人も自衛手段として「留場(とめば)」という
制度を作るようになった。毎年一定の米を虚無僧寺に納めるので、
この村には虚無僧が来ないように取り締まってくれ」というもの。
この「留場証文」は結構、古文書としてあちこちに現存している。
すると、虚無僧は門付に行かなくとも、飲み食いはできるように
なったので、寺に女を囲い、一日中、飲む打つ買う三昧に堕落して
いった。そして今度は「留場」をめぐって「虚無僧寺」同士が
争うようになる。(酒)を飲み、博打に興じ、さらに闘争を
こととする。
それは、すでに鎌倉時代の末に書かれた『徒然草』にも
書かれている。当時は虚無僧は存在せず、その源流と思われる
「暮露(ぼろ)」だが、彼らは“仏道修行”という顔を持ちながら、
“闘争を好む”と。
しかし、このことは「親鸞」の「人は誰も善と悪の二面性を
備えている」などという教えにも つながっていると私は
考える。「善も悪も無い」。それと虚無僧の「明も暗も無い」は
一緒のことなのだ〜。
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