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映画が一番!

蝉しぐれ 

2014年06月26日 ナビトモブログ記事
テーマ:恋愛・ロマンス

映画ファンの皆さん、おはようございます!
ワールドカップも日本の敗退で楽しみが半減しました。
次回は4年後、遠いなぁ〜!

今日の映画紹介は「蝉しぐれ」。
BSプレミアムで2014年6月27日(金)19:30〜放送。
2005年9月に見た時の感想文です。

あの藤沢文学の最高傑作と言われた作品の映画化です。
舞台は東北の小藩「海坂藩」。
(庄内藩がモデルとされている)。

江戸時代、下級武士の養父によって育てられた
牧文四郎(市川染五郎)。

少年時代(15歳)は剣術道場や塾に通い、
ひとつ年上の小和田逸平や同じ年の島崎与之助と仲がよく、
また隣家の娘ふくに不思議と心を引かれながら
穏やか日々を過ごしていた。

彼は父・助左衛門(緒形拳)を誰よりも尊敬していたが、
その父が藩の派閥抗争に巻き込まれ切腹を命じられる。

謀反人の子としての汚名を着せられた文四郎は、
母を助けながら、質素に暮らしていた。
そこには変わらず彼に接する幼なじみたちの姿もあった。
数年後、牧家は名誉回復を言い渡される。

そんな中、幼い頃から想い続け、今や殿の側室と
なっているふく(木村佳乃)が派閥闘争に
巻き込まれていることを、文四郎は知るのだった。

自然の移り変わりと主人公の成長と派閥抗争を軸に
物語は進行していきます。
庄内の羽黒町松ヶ丘にオープンセットを作り、
1年以上も風雨にさらして当時の雰囲気を醸し出して
いるだけあって作り物でない本物の生活を見るようです。

江戸時代の下級藩士の貧しい営みが、
美しくて厳しい四季の中で淡々と
描かれている映像が素晴らしい。
特に子供時代の文四郎を演じた石田卓也と
ふく役の佐津川愛美が初々しくて良かった。

物語もさることながら、
美しい四季折々の風景は心に訴えるものがあります。
この美しいシーンを見ると日本に
生まれて良かったぁ〜と思います。
これだけでも見る価値がありますね。

キャッチコピーは
”20年間〜、人を思い続けたことありますか”
”私たちがどこかに忘れていた
「日本人の気高さ」が、ここにある。”

NHKのドラマを見ているので、
映画とドラマを混同するところがありますが、
藤沢ワールドを楽しめました。

監督は 黒土三男。
主題歌は一青窈の「かざぐるま」。



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今晩は〜!

yinanさん

明かりさん、

「蝉しぐれ」は藤沢周平作品の映画化では三作目です。
「武士の一分」は翌年に映画化されていますね。
映画は全部で8作ありますがどの作品も心に響きます。

SOYOKAZEさん、
全作品、下級武士の生き様を描いています。
それに、美しい日本の四季と
オーバーラップさせているところがいいですね。

人を想う心ですか、
私だと多分、10年位?
いゃ〜、初恋の人はまだ覚えているから40年。
イャ〜、違うなぁ、
ただ記憶していることと想う心は違いますね。。

雨模様さん、
NHK金曜時代劇でしたね。
普天間かおりが歌う、
主題歌の「遥かな愛」も良かったです。

映画は地上波より、やはりBSが多いです。

2014/06/26 20:15:33

テレビ

雨模様さん

テレビ版の方が秀作じゃないですか?
個人の好みですけどね。

2014/06/26 18:58:01

心に沁みます

さん

藤沢作品は明かりさんと同じように心の琴線を響かせ何時も泣かされます。
質素で直向きな主人公の生き方が多いからかもしれません?
田舎の小藩の雰囲気もよいですね。
20年、添えぬ人を思い続ける事がはたしてできるか?

2014/06/26 15:50:48

yinanさんへ

さん

藤沢作品は、本でも泣かされ映画でも泣かされますね。
この蝉しぐれと、武士の一分は大好きな小説でした。
今回も必ず見ますね。
いつもご紹介、ありがとうございます。

2014/06/26 13:20:35

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